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テーマ:好きなクラシック(2326)
カテゴリ:楽しむは音
竹澤恭子さんによる、彼の無伴奏ヴァイオリン・ソナタを聴いております。 明るく快活な第1楽章。 甘やかで、それでいて饒舌な第2楽章。(最後のピッツィカートが可愛らしい。) 装飾音と重音でたっぷりと歌い上げる第3楽章。 全体的に、南欧風でもあり、ちょっとバッハの要素も感じられるところが、プロコフィエフ流の遊び心か。 聴いていてウキウキしてくるなんて、この人の作品にしては珍しい。。。 でも、プロコフィエフの作品に共通して言えることは、何を聴いても自分の頭が良くなったような 錯覚に陥ることです。作曲家としての、彼の計算し尽くされた世界がそう思わせるのでしょう。 私はそれを「プロコフィエフ効果」と呼びます。 実際には、な~んにも変わっていないのですが・・・。 竹澤さんによるこのソナタは、とても伸びやかで艶っぽい音色。 もちろん、持ち味の力強さも兼ね備えた好演です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 23, 2008 06:30:58 PM
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