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La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

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April 23, 2008
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カテゴリ:楽しむは音
今日は、セルゲイ・プロコフィエフの誕生日。

竹澤恭子さんによる、彼の無伴奏ヴァイオリン・ソナタを聴いております。

明るく快活な第1楽章。

甘やかで、それでいて饒舌な第2楽章。(最後のピッツィカートが可愛らしい。)

装飾音と重音でたっぷりと歌い上げる第3楽章。


全体的に、南欧風でもあり、ちょっとバッハの要素も感じられるところが、プロコフィエフ流の遊び心か。

聴いていてウキウキしてくるなんて、この人の作品にしては珍しい。。。

でも、プロコフィエフの作品に共通して言えることは、何を聴いても自分の頭が良くなったような

錯覚に陥ることです。作曲家としての、彼の計算し尽くされた世界がそう思わせるのでしょう。

私はそれを「プロコフィエフ効果」と呼びます。

実際には、な~んにも変わっていないのですが・・・。



竹澤さんによるこのソナタは、とても伸びやかで艶っぽい音色。

もちろん、持ち味の力強さも兼ね備えた好演です。





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Last updated  April 23, 2008 06:30:58 PM
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