「運命の人を探して」川口リサ
~33歳、独身、キャリアウーマンのリサ。35歳の誕生日までに結婚相手を見つけないと、父と母が貯めてきた結婚資金が解約されてしまう。
運命の人を探して合コン・異業種交流会・お見合いなどのイベントに参加する~
お友達のブログでこの本が紹介されていたのを見て気になって。
こちらもブログで書かれたものを書籍化したものらしい。
なんとリサさんは見事運命の人を見つけ出し、現在婚約中。
20代と違って合コンのお誘いの声もかからない。上司に「そろそろ結婚しないのか?」なんてからかってももらえない30代。(私がこわくてそんなこと聞かない)
私も作者と同世代だし独身彼氏なし。
正直、若い頃、合コンの声が多くかかった時にはつきあっている相手がいて(かなり落ち着いていたなぁ)合コンに行く必要がなかった私は合コンといえるものに参加したことがない。
彼氏がいないある日、合コンに行った友達から「今回の合コンで男子から「生産性のない飲み」と言われ、お金も割りかんくらいで本当にせこかった」みたいな話とかを聞いたりしていたら、知らない人と気を使って飲むのなら、仲のいい子達と気兼ねなくおいしいものを食べたほうが楽しい時間を過ごせると思うようになって・・・。
会社で新入社員が入り初めて会う年下の後輩くんたちに気をつかい、毎日それだけで疲れてイライラしてしまう+家で介護している私は「出会い」を求めて・・・なんていう行動は本当に面倒くさくなっている。
「いい人にめぐりあえない・出会いがない」・・・私にとっていつも言う言い訳。
彼女は言う・・・「いつか出会えるなんて甘い!」
「運命の人は待っていても来ない。必死で探さなくてはいけないのだ。」
ずどん。
この本を読んでいると、彼女の言葉はとても説得力がある。
運命の人をみつけた彼女だからなおさらなのかな。
~たくさんの人と出会っていると、自分がどんな人間で、どのような感性の持ち主か、客観的に見られるようになるような気がします。運命の人は、「探して見つかる」というより、「気づく」ものだと思いました~とも言う。
運命の人である婚約者と幸せになってもらいたいなと思う。
彼女のその後のブログを読むのも今は楽しみ。
(私も彼女のお友達が悩んでいる「ステテコ」はちょっとなぁ~)
これを読んだお友達もだいぶ活動的になって、いいかんじになってきているようだ。
「すごい!」の一言。
何事も努力してがんばった人に「勝利の女神」がやってくるものなのだ。
私は実際は、めぐりあえないのではなく、めぐりあう努力をしていないだけではないか?
まずは自分がかわらないと・・・。
「あなたにめぐり合えて本当に良かった。たったひとりでもいい。そう言ってくれる人があれば(By相田みつをさん)」・・・そのとおりだよね~。