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テーマ:映画館で観た映画(8353)
カテゴリ:テレビ・映画・ゲーム・読書・マンガ
映画「サヨナライツカ」
イ・ジェハン 監督 辻仁成 原作 中山美穂 西島秀俊 石田ゆり子 加藤雅也 マギー 出演 ~1975年、タイ・バンコク。航空会社のエリート社員・豊(西島秀俊)は婚約者の光子(石田ゆり子)を東京に残し、バンコク支社に赴任。そこで艶やかな女性・真中沓子(中山美穂)と出会う。ホテルのスイートルームに住み、金にも愛にも困らない奔放な沓子。そんな彼女に豊は惹かれ、情事を重ねていく。だがそれも結局は、光子との結婚までの間のこと。結婚式を目前に控え、豊は沓子と別れようとするのだが…~ ご存知のように、ふだん私はあまり本を読まないのですが、数年前に本を沢山読む会社の後輩がおすすめしてきた本がこれで・・・。なんとなく記憶に。 昨年の10月末ウォンビンの映画の試写会を見に行った新宿のバルト9という映画館で、別の階ではこの映画の完成試写会みたいなものが行われていたようで、ちょっと気になっていて。 (公開はだいぶ先なんだな~って) みぽりんの12年ぶり久しぶりの作品。原作は旦那様でもあったし。イ・ジェハン監督だし。 原作を読んだのはだいぶ前なので詳しいことはさだかではないのですが、原作と映画はちょっと違うかなという印象をもちました。 あと、イ・ジェハン監督の作品なのでめちゃくちゃ韓国チックだなというシーンや音楽も。 婚約者のいる男性と恋に落ち別れても一生彼のことを思い続ける女性のせつなさ・強さみたいなものをすごく感じました。 一瞬の恋が一生の恋になる。 真剣に誰かを愛し続けるなんてなんだか素敵です。 でももし私が豊の婚約者光子だったら・・・違う女性を愛している男性と結婚できるのかな。 ところどころいやみを言ってしまいそう。耐えられるかな~。 光子はわかっていながら彼をずっと支えてきたのはすごいなとも思いました。 沓子に会いに行った光子もしたたかというか…こわいな。 二人の女性の対照的なところが現れています。 そんな二人から愛されるエリート社員の豊は仕事の為に一瞬で恋に落ちた沓子とは別れ、婚約者と結婚。(空港で沓子と別れた後にすぐに光子と・・・なんて) 男ってずるいわって思ったり。 (豊は沓子に「愛している」と言ってしまったら、仕事もすべても失い、自分でコントロールできなくなるのがわかってたから言わなかったのだと思いますが) まさか豊もこうなることは全然想像できなかったのかもね。 光子もきれいで才色兼備で妻にするのは申し分なかったのかもしれないけど、光子では満たされない何かを沓子がもっていた・輝いていたんでしょうね。 「会いたくなる。おかしくなる。今も会いたいって思う」と豊が友達に話していた言葉から沓子は本当に魅力的な女性なんだなと思いました。 好きだけど別れた二人が25年後に再会。 沓子が「ずっと会えると信じていました」と言った言葉は印象に残りました。 (映画だから豊も沓子も素敵な中年になっているけど、中年になれば昔素敵だったとしてもその素敵さが保たれているとは限らない・・・若い時の面影が残っていないかもしれないよ~とつっこみたいです) 「人間は死ぬとき愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる」という言葉が何度かでてきますが皆さんはどちらですか? 私はどうかな~。 結局愛している人にはちゃんと言葉で「愛している」って伝えなきゃだめだよって思いました。 死んだあとじゃ遅いよ~って。 この映画ではみぽりんがいろいろなお洋服やメイク姿で登場します。 とても艶やか。惚れ惚れします。 そしてバンコクの風景や宿泊ホテル:マンダリンホテルの素晴らしさ。 単純ですが、バンコクにも行ってみたくなりました。 エンディングの中島美嘉の歌もせつなさを増しますね。 最後まで席に座っていましたが何もなかったな。 (何かあると期待してしまう私がいけないのですが) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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