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カテゴリ:台湾のこと
今日も太郎のお友達が遊びに来ている。
前にも書いたかな~。 この子のママは政府の依頼を受けて(もちろん自分がボランティア申請した からなんだけど)両親といっしょに暮らせない子供を預かっている。 なかなかえらい母ちゃんだ。 で、今預かってるのが、2歳になる男の子。 生後2ヶ月位から面倒を見ていて、すっかり 今いるこの家が「我が家」で目の前にいる大人がパパとママ。 本当は今日は、実の両親と面会の日だった。 でも、前日になってやっぱり両親は会えないと言ってきた と彼女はぷりぷり怒っていた。 一ヶ月に一回は会えるシステムになってるのに半年に一回も あってないそうだ。 その上、完璧にお母さんの悪癖のせいで、この子は c型肝炎にかかっている。 健康じゃない子ははっきり言って台湾では引き取り手が無い。 C肝は発病しちゃうと、ケアが大変だそうだ。 海外になら、病気があっても引き取りたいと言う人はいるのだけど、 それでも、この親は養子に出す気はないと言い切っている。 両親曰く、それなりの「気持ち」があれば考えなくも無いそうだが、 でもその「気持ち」って、私が聞いても「…え?」って言うくらい 高額だし。 と言う事で、この男の子。 5歳までこの家にいて、5歳過ぎたら、養護施設で暮らすだろう。 ほぼ、そうだろう。 何が切ないって。 今は何もわかっていないじゃない。この子自身。 でも、5歳なんて小さい年で、そういう現実一気に背負わなきゃ 行けないってそれが切ない。 5歳で突然家だと思っていたところから引き離されて、 挙句に本当の親は違うところにいると言われて、 どうやって、感情の整理するのかしらと思うと 切ないな~。 ん~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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