お守り
今回、婆が何を一番に帰ってきたかって、そりゃ、やっぱりたろじろのお祓い(ソージン)ですよ。前回もって帰った服、お払いに持っていく前に「紺が太郎のでよかったんだよねえ?」と再確認の電話まで入ったくらいですから。で、じゃあ、たろじろのお祓いはどうだったのかというのはとりあえず置いといて、今回、お祓い関係で婆&パパの会話がとても面白かった。お祓い好きにはやっぱりお祓い好きのお友達がいる(増える?)のか、婆のお友達には信心深い人が多い。そのお友達からたくさんお守りの紐を貰ったという婆。交通安全のだからと、「車に」と言って、パパに渡した。もちろん、マイカーはもちろん、マイチャリも持たない私にはないが、これがお財布用とかバック用となると、私の分も必ずある。とりあえず受け取るパパ。機嫌がよかったのか、2,3日のことだから、婆の機嫌を損ねないようにしようと思ったのか、そんな風にあっさり受け取ったので、私も驚いたが、婆も驚いた。いや、喜んだ。そしてうんちくが始まった。何とかさん(廟の名前かなぁ?)でみんなで一緒に一万回念仏を唱えながら、線香の煙を巻き込んで編みこんだありがたい紐。この(編みこんである)5本の紐にはみぃんな意味がある。でも、婆は全部いえなかったんだけど。↑この辺りが婆のかわいい所だ(笑)で、パパ一言。「貰ったんだからさ。それで良いじゃん。そういうこと聞かされると余計に怖くて、持てない」ちゅうことで婆は話題を変えて、これをくれた友達の話になったのだが、彼女は信心深いのでバイクに計5本、この紐をつけているそうな。そのお陰で!!中型のトラックに引っ掛けられて引きずられたそうだが大事に至らなかったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!鼻の穴を膨らませて同じ話が3ターン目を終えた時(冗談じゃなく、盛り上がった婆は同じ話を何回もする)パパがまた一言。「…トラックにさ、その紐が引っかかって引きずられたんじゃなくて??」さすがに、そんな事言わなくても。信じる信じないはあんたの勝手だけどバカにしちゃあいけないでしょ。とは、思いつつ、婆の盛り上がりと、パパの冷め具合が本当コントみたいで、酔っ払っていたのも手伝って、私は二人の会話をケラケラ笑って聞いていた。私も失礼だったかしら??ま、一応パパも車のポッケにそれを入れたようなのでま、良しと言う事で。中華風交通安全お守り。派手そうで、渋いっす。競走馬の蹄鉄ってお守りになるんだね。知らなかったよ。こういうのもまたお守り