藤一番 ラーメン事件
夫と名古屋IC近くのラーメン店へランチに行った。亀のキャラクターのチェーン店、藤一番。12時少し前で店内は混んでおらず、テーブル席に着いた。台湾ラーメン・キムチラーメン・餃子を注文。ほどなく餃子が出てきた。次に、女性店員が両手にラーメン丼の乗った皿を持ってやってきた。この店は、皿の上にラーメン丼を乗せてくる。運ぶ時、丼に指が入るのを防ぐ為か、こぼれたスープを皿でうける為かは判らない。まず右手で私の前にラーメンを置き、客の正面?に向け回す。次に、左手で夫の前にラーメンを置いた時、傾いてスープがこぼれた。夫はとっさに立ち上がったが、右足にスープがかかった。女性店員は「すいません」と言ってダスターをとるが、おろおろ。私はあわててハンカチを出すが、意味がない。夫は「タオルぬらして持ってきて!」と指示。幸い火傷は免れた。夫は足を拭きながら、ソファーの1つ隣の席でテーブルがかたづくのを待つ。女性店員はテーブルに右手をつき、かがんでフソファーを拭いた瞬間、ガタンとテーブルが傾き、派手にラーメンのスープがこぼれた。夫はとっさに立ち上がったが、左足にスープがかかった。今度はシャツにも。「ちょっと!」と我慢強い夫もさすがに声を上げる。(仕事柄かなり忍耐強い)幸い、今度も火傷は免れた。再びぬれタオルで拭く。が、油分がとれるはずもなくシミが残る。女性店員はいたたまれなくなったのか、その場を去る。一度ならず二度までも。私はこの時点で食べずに帰ろうと思っていた。が、夫は、やっと謝りに来た店長に店側の対応を注意し、作り直しをたのんだ。不愉快なまま食事を終え、支払いを済ませて店を出る。帰り際、レジで女性店員と店長が謝ったが、夫は、再度店側の対応を注意し「気をつけて、としか言いようがない。」と言った。帰り道、夫は「よく外食はするけど、こんな事初めて」と話していた。私もラーメン店ってよく行くけど、こんな事は初めてだ。ラーメンって熱い。まともにかぶったら火傷する。夫の席に座っていたのが私だったら、避けきれずに火傷していただろう。子供だったらと思うとゾッとする。昼時で忙しいことは解る。が、客に火傷するほど熱いものを運んでいるのだ。安全に運ぶことは最優先だ。マニュアルで「生ニンニクが入っていますがよろしいですか?」などと言わせるより、安全面やトラブル時の対応を教育すべきだろう。今回の店側の対応は、納得のいくものでは到底なかった。