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今日、12月10日。
夫の誕生日であり、わたしたち夫婦は結婚1周年記念日を迎えた。 何度も書いているが、わたしはずっと「結婚なんて」と思ってきた。 日頃から女は男より下だと見ていて、酒を飲めば暴力をふるったり、まったく自立できていない父親と、その父親と結婚なんてしたくなかったと、あんなバカ親父とずっと言い続けている母。小さいころ、布団に入っていて父親の怒鳴り声や母の金切り声が聞こえてくるのが怖くて仕方が無かった。あんなのが夫婦なら、私は結婚なんかしなくていいとずっと思ってきた。 今朝、母から電話があり、「またいつもの借金だな」と直感したが、やはりその通りだった。実家の玩具店の経営がうまくいかなくなって、お金を貸してほしいという母からの借金の依頼はもう何年も続いていて、もういくら貸したのかまったくわからない。 電話を切るときに「お母さん、今日わたし結婚1周年なんだけど。夫も誕生日だし。。」と言ってみた。 「そうだったっけ。・・・おめでとう」と言われたけど。。 そんなふうに、暗い気持で始まった記念日の朝だったが、 なんとか仕事を21時ちょい前に終え、予約をしていた吉祥寺のフグ料理の店にいった。 1年間ありがとう、と、ヒレ酒で乾杯。 激安店とはいえ、フグはすべて空輸の生きたものを調理しているとのことで、新鮮でお刺身も鍋も白子もとてもおいしい。(コース2人前に追加で3品、お酒もぐびぐび飲んで、二人で1万8000円ぐらいだった!安い~) すっかり満足して家に帰ると、 夫の母から、電報が届いていた。 「結婚1周年おめでとう。いつまでも話し合える夫婦でいてください。 母」 と。 感激して涙が出てしまった。 自分の両親を見るたびに、「結婚」に幻滅していたけど、 夫に出会い、こんなに素直でやさしい心を持った人なら、一緒に暮らしていきたいと思い、結婚を決めた。 そして、こんなに素直に息子を育ててくれた、夫のおかあさんにも感謝をしたいと思った。 結婚記念日にお祝いの電報を出してくれるなんて、夫の母は、幸せな結婚生活を送っていたひとなんだろうなと思う。(16年前に夫の父は他界) いつまでも、話し合える夫婦でいよう、ほんとうに。 ずっとずっと大好きでいられるように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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