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プロレタリアートによる剰余価値の配分

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マーティンゲール

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2016.06.25
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カテゴリ:オプション
ひさしぶりに日経オプションの話しでも。

何度も何度もいうようにオプションの売りは期待値がプラスである。
ただし、この期待値を取っていくのがなかなか難しい。

期待値の水準を原価率で見てみる。

まずは通常の原価率の水準(縦軸:原価率、横軸ATMからの距離(%))
比較をしやすいようにATMの原価率を100%とするようスケール調整をしている。

Normal_PL

続いてストレス時(IVが上位1%の状態)の原価率の水準
スケール調整は同様にATMを100%としている。
Stress_PL

ストレス時では近似式がいまいちうまくキャリブレーションできていませんが、まあどちらのグラフも概ね原価率の水準、形状は同じようになることが見て取れるでしょう。

ここからおおよそオプションの戦略は以下の通り整理されてこよう。

レシオ:権利行使価格の原価率の差額を取る手法。
SS:権利行使価格の原価率の絶対水準を取る手法。

どちらの方法も負けようがないのだ。
DOTMを見ると、原価率10%にもなりうる。こんな商売が他にあるものか、と。


さて、結論を先に言うと、どちらの方法でも私はうまくいかなかった。。。

原価率はSQまで保有したときの原価率であり、どちらの方法も最大損失は無限大である。
つまり、途中で証拠金が足りなくなったり、含み損が多額になってお腹が痛くなった時点で途中退場してしまうと負けてしまうのだ。

ではリスクコントロールをして、途中退場しないように工夫すればよいのかというと、それもなかなか難しい。

無限の時間を使い100%の勝率を収めるか、一定の範囲内の時間を使いある程度の敗北については許容するのか、、、、。
人生に与えられる時間は有限であり、限られた時間内で収益をあげるには完全なリスクコントロールは不可能なのだ。





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最終更新日  2016.06.26 00:55:05
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