帰途
25日。少しゆっくり起きて、荷造り。K氏と朝食をとり(やはり、Y氏はとらない)、10時にチェックアウト。デュッセルドルフから運転して来たY氏の車で、フランクフルト空港まで送ってもらった。今までの記事を読んだ某妹は、「結局、おにいちゃんの旅行はワインを飲んで、アウトバーンをぶっ飛ばして、豪華なホテルに泊まっただけなの?」などとのたまっているが、とんでもない! 仕事については書けないだけなの! 会議自身も多岐にわたり大変だったし、何より準備が大変だった。出発1週間前までは憂鬱でたまらず、急に誰かに交代しないかなと本気で考えていた(直前には開き直っていたけどね)。ところが仕事が終わって帰る段になると現金なもので、帰国することが憂鬱になっていた。ドイツのすがすがしい気候と時間に慣れた体にとっては、日本の蒸し暑い気候と、この会議でもらった宿題を含めた日本で待っている仕事を考えると気が重くなる。フランクフルト空港で職場への土産としてチョコレートを買って、家族への土産は何にしようかと悩んでいたが、GERMANと書かれ、かっこいいエンブレムの付いたTシャツを見つけ、二人の息子用に色違いを選んだ。嫁には光り物でFrankfurtと描かれたピンクのTシャツ、自分用に小物を選んでレジに並んだ。まず嫁用のTシャツ、25ユーロ。ふ~ん、そこそこするんだ。次に子ども達用のTシャツ。それぞれ45ユーロ!ええ~!? 素早く日本円に換算して、7~8千円! 高をくくって値札も見ないで選んだのが敗因。泣く泣くカード払い。(しばらく、K氏には笑いのネタにされた。。。)ユーロ高にはひとこと言いたい。私らが訪独している間は170円に迫っていたのが、帰国したとたんに急落、160円そこそこに。どーゆーことよ!時間も迫ってきたので搭乗口に向かうと、通路をふさぐように円陣を組んで添乗員の説明を受けている日本人団体客がいた。同じ飛行機に乗るのだろう。全く、他の客のことを考えて欲しいね。7月25日にフランクフルトから関空へ帰ってきてこのブログを読んでいるあなた、あなたたちのことですよ!飛行機に乗り込んでみると、行きの機種とは異なり個別モニターではなく共有モニター。楽しみにしていたのに。。。K氏と詐欺じゃとつぶやいた。その共有モニターも座席の関係で、よく見えない。上映された映画は「10,000BC」「フールズ・ゴールド」「シー・ホース」とそこそこの作品でいずれも日本語音声が利用できたが、ちゃんとは見られなかった。11時間のフライトを飲み食い(赤ワイン以外は全てのお酒を制覇)と日経新聞を隅から隅まで読んで過ごした。ここでもニコチネル・パッチは大活躍。そうこうしているうちに、関西国際空港に到着。暑いぃ~。ドイツ出張は終了した。と、画像が全くないと寂しいので、アウトバーンでしばしば見かけた風景。さすがエコ先進国?あと、楽天カードはヴィースバーデンでも、ハーメルンでも、フランクフルトでも問題なく使えた。(ゴマすりゴマすり)