テーマ:咲夢詩(636)
カテゴリ:詩とイラスト
『キミと生きた季節』
キミと生きた季節を わたしは忘れない。 キミの喜びも幸せも 寂しさも悲しみも キミの全てを忘れない。 悔やんでも悔やみきれない悲しみが 永久に残ったとしても その心の傷が 深く痛むたびに キミを愛おしむことが出来るのなら それでも良い。 生きていくことの十字架は こんなにも重いけれど 引きずる足がつまづいて 倒れそうになるけれど 風のように日々は過ぎていき やがて無情に、記憶は風化していくでしょう。 だけど、わたしは忘れない。 キミと生きた人生を。 キミにもらった幸せを。 この悲しみとともに いつまでも抱き締めていきたい。
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