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リカーの海にちょっと漬かってくる

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2016年06月01日
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カテゴリ:自作果実酒
先日のものに続き、漬け込みから3年経過したので、本日は群馬県産白加賀梅の梅酒も瓶詰作業を行った。

DSC_0384.JPG
写真の漬け込み瓶は左から順にサントリーブランデー果実の酒用、宝焼酎純35、サントリーウイスキートリスブラックでそれぞれ漬けたものだ。

目につく特徴は、ブランデーで付けた物が明らかに色合いが濃く、漬け込み瓶が大容量で奥行きがある分同じ色なら濃い目に見える筈の純35で漬けた物の色合いが薄い。また、ブランデーで漬けた物は明確に梅の実が縮こまっている。
また、写真では判らないが、梅の実のカスというか破片というかセルロース片というかそんな微細な粒が、ブランデーで漬けた物とトリスブラックで漬けた物には顕著に漂っている。純35で漬けた物ではこれが殆んど目立たないという差異もある。

今シーズン2回目ということで、慣れた分、作業はさくさくと進んだ。

最終的な収量にも有意な差があるようで、ブランデーで漬けた物が一番液体の量が多くなった。やはり梅の実の縮みっぷりは正直で、純35で漬けた物の総量が量り入れた900ml瓶2本に加えて240mlの余分があったのに対し、ブランデーで漬けた物は量り入れた900ml瓶1本に加えて260mlの余分、トリスブラックで漬けた物は900ml瓶1本に加えて140mlの余分があった。純35で漬けた物だけ倍量で漬けているので、ブランデーで漬けた物だけ突出して収量が多かった。

さて、今回も保存用に900ml瓶を7本使ったのだが、今シーズン瓶に詰め作業が後1回あるので、900ml瓶のストックが足りないことが判明して難儀している。残り4本しか無いので、(漬けた酒の量に対し、余分にできた分を入れるための)3本用意する必要がある。仕方がないので、今シーズンの余剰分を入れているものをさくっと飲んでしまって瓶を空けることにしよう。

今から満タンの焼酎を飲み干すのは無理だからな!

味見は後日。

追記) 純35で漬けた物をロックで試してみた。(2016-06-08)

漬け込み瓶から保存用の瓶に移した時点でも感じたことだが、明らかに色が薄い。

鼻で感じる香りは甘い梅のそれだが、梅仁由来っぽいある種かん高い(?)香りは控え目で、新鮮な果実的なフレッシュな物。この辺りが南高梅で漬けた物との違いか。

口に含むと、ブワッと汗が吹き出してくるような酸味がある。漬け込み1年目の味見の時には口内を鋭く挿すような酸っぱい刺激を感じたものだが、そういう印象は収まり、マイルドな刺激なのだが、それでもこの反応は非常に興味深い。きっと体に良い筈。

そんな体の反応とは裏腹に、味わいはマイルドで甘さ控え目の割に、フレッシュなフルーツ的な雰囲気なのでバランスは良く、飲みやすい。

氷が溶けて若干薄まってきても、味わいが薄っぺらくなることもないので、この梅酒は多少割っても美味しく飲めるタイプのようだ。

追記) サントリーブランデー果実の酒用で漬けた物をロックで試してみた。(2016-06-10)

鼻で感じる香りは、純35で漬けた物の時とは異なり、フレッシュな果実という印象と言うより熟して旨味の出てきた果実という雰囲気に思える。

口に含むと純35で漬けたものより酸味は控え目。純35で漬けたものがフレッシュで爽やかな梅のフルーティさを感じさせたのに対し、熟した梅の旨味という感じのどっしりした味わいがあり、香りで感じた印象とマッチする。同時に買って一緒に洗い、漬け込み瓶に入れるまでは全く同じ梅のつもりなのに、どうしてこんなに雰囲気が違うのだろう。漬け込む時に使った酒の違いがこういうところに出るものかね? あるいは漬け込んでいた時点で果肉が諸々になるほどに良く漬っていた辺りが、そのままこういう違いに繋がっているのだろう。しかし非常に興味深い差異が出てきたな。

追記) トリスブラックで漬けた物をロックで試してみた。(2016-06-11)

鼻から感じる香りは、若干の酸味を感じる梅のフルーティな香り。

口当たりは香りにマッチする甘酸っぱい梅酒の味。白加賀梅を3種の酒で漬け比べた中では、「これから梅酒を味わいます」と思ってそれを口に含む前に持つような先入観に最も近い味わいのように思う。例えば「砂糖控え目で作ったから甘さ控え目」と言う言葉から思い浮かべるように「甘い梅酒の甘さを控えてみた」味にこれが最も近いようだ。
この印象は非常に特異だ思う。砂糖を控えた梅酒はしばしば「これはもう別ジャンルの飲み物ではないか?」という印象になる物であるのだから。





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最終更新日  2016年06月11日 19時14分19秒
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