2023/11/20(月)06:00
JR東日本 211系:東海道本線(東京口)
JR東日本 211系:東海道本線(東京口)
211系は、国鉄時代の昭和60年に製造されたステンレス車両。ステンレス製の国鉄車両の中でも当時としては国鉄初の量産車205系に続くもので、近郊型3扉車としては例を見ないものでした。ボルスタレス台車の採用も含め、新時代という感じがしました。
東海道線用は0・2000番台となり、上野口の1000・3000番台と区別され、暖地仕様となっています。
当時から銀色の新型車として捉えており、全く興味を示さなかったために殆ど写真に撮っていませんでした。
たまたま「ふじぶさ」撮影の際に撮影したものだけといった状態です。
平成20年3月9日 東戸塚駅付近にて
まだ世代交代の足音は聞こえていなかった頃だと思いますが、デジカメと言う損を感じない手段が手に入ったところでしたので、遠慮なく撮影していました。それでも真剣さは無く、構図は全然でしたね。やはりついでの域からは脱していません。
平成20年3月9日
この撮影の際、乗り合わせたのは偶然にもサハ211-1トップナンバーでした。このような写真もフィルム時代だったら絶対に撮っていなかったですね。
平成24年3月13日 青森車両センターにて
時は過ぎ、E233系の増備により、211系が続々と撤退するようになりました。
もちろん転用されることになりますが、改造が追い付かないためか、長期間にわたって東日本各地に疎開するようになりました。疎開にあたっては、転用に不要となるサロ・サハを含めたままとなっているものが殆どです。先頭車はすべて転用されるため、海外へ売り飛ばすこともできません。
「日本海」などの撮影で青森へ行った際、211系が留置されている光景には本当に驚いたものです。近代稀に見る大雪となり、屋根には凄まじい高さの積雪。
交流電化という慣れない遠隔地で、雪に埋もれて出番を待つことになるとは思ってもみなかったことでしょう。
昭和62年2月14日 早川~根府川間?にて
フィルム時代に撮った唯一の東海道本線211系の写真です。地元でも211系は見ることができましたし、全く興味がありませんでした。なんでこの1枚だけ撮ったのかすら不思議です。
こうしてみると、上野口の211系とは異なり、方向幕やスカート、パンタグラフに至るまで、誕生時から最後まで殆ど変らずにいたんですね。
東海道線の211系は、平成24年4月をもって定期運用から離脱し、新たな出番を待つことになります。
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