マルヨシ木村商店セピア

わが町にはこういう建造物があります。
これは、○TTの無線中継塔といって、本州と北海道をつなぐアンテナを設置してたらしいです。
昔、小学生の頃、このコンクリートの塔を作っていたときにパンや飲み物の配達に連れていってもらった記憶がかすかにあります。

「近くに寄ってみましょう」


真下・・・といっても道路から撮っているのですが、かなりの圧迫感があります。
昔は連絡線とかフェリーから見えて、物議をかもしだしたことがあるようですね。もう何年も前から使用されず、まさに「無用の長物」としてたたずんでいます。
なんとかして中に入って、上まで登ってみたいのですが・・・。
涼しくなった頃、ホントの真下までいってみようかと思います。自分的にはこの奥にさらに古い建物もあり、そこも行ってみたいと思うのですが・・・。

「遠景」


こうしてみるといかにデカイかがわかります。
昭和のバブルの頃を名残り惜しむかのように静かにたたずんでいます。できることならこのまま残しておきたい気がします。

「真下へ」


あれから1年、近くまで行く用事があったのでまた行ってみました。
今度は思いっきり真下までです。幸いなことに車も近隣の住民もまばらで、すんなりと入り込むことができました。
ホントの真下からの画像です。
近くにくるとあらためてその異様な大きさに圧迫感をおぼえます。
携帯のカメラなので画質悪くてすみません。

「建物横に廻ってみます」


なんと、ポカリと口を開けてるではありませんか！
元々はシャッターか扉がついていたはず・・・。無性に中をのぞいてみたくなりましたが、かなりの高さがあるので無理そうです。
ここから中に何かの拍子で入り込めば外にでるのは不可能でしょう。そして、死体を投げ込んでも・・・。

「記念碑」


雑草にかこまれて、ポツリと顔をだしていました。
「超短波多重通信回線開通～」と読めます。
この周りは車で入れるのですが、かすかにオレの前に乗り入れしていたと思われる形跡がありました。ハエや虫が異常に発生していればガクブルですな。

「天国への階段」


先にも述べましたが、この奥にも昔の建物があったのを覚えています。
今の時期だと雑草が行く手を阻み、ケモノ道となっています。
完全装備でなければ無理でしょう。いつか勇者を募り、挑んでみたいとおもいます。（←まさにチキン）