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2008.11.15
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 平成20年8月9日の世界的権威のあるLancetに、日本で最も使用されている解熱鎮痛剤のアセトアミノフェンが喘息の危険因子になり得るという、気がかりな研究結果が報告された。
 アスピリンは、アスピリン喘息として、その使用が控えるべきだと言われてきているし、又、去痰剤にしても、それで喘息が誘発されることが医療関係者に熟知され、その可能性が大きいものは、現在は殆ど使用されていないと思われる。
 アセトアミノフェンは非常に広範に用いられているだけに、喘息リスク上昇が有意なら問題は大きい。
 得られた結果は、アセトアミノフェン曝露が小児喘息発症の危険因子であることを示唆してはいるが、作用機序は不明。使用頻度が高いだけに、小児に対するアセトアミノフェン使用のガイドラインを早急に構築する為の更なる研究が必要と思われる。


 漢方薬だと、熱冷まし(オーダーメイド的な使い方なので)としてのもの、沢山あります。
 漢方では、カゼの引き初めの薬として、葛根湯とか、麻黄湯とかある。確かに、風邪の初期で、実の人には、効く。しかし、既に熱が上がり切った場合は、証が合わないし、手足も熱く、口の中も顔も真っ赤で、興奮気味の子の場合、物理的に冷やす以外にどうすればいいのか、ずっと悩んできた。
 インフルエンザの高熱で苦しんでいる人に、座薬を使って一気に下げる方法には、いささか疑問を感じていた(ボルタレン座薬が中止になったが)。
 前のいた救急病院では、とても漢方の好きな看護師さんがいた(時間外外来で、1週間に1回、いつも顔を合わせていた)。その看護師さんの5歳前後の男の子どもさん、検査はたいしたことないのに、熱が上がると41度近くの高熱が4~5日間程続き、ぐったりなり、何をしても下がらないと言う。必ず、そうなってしまって、毎回入院していると言う。「先生、何かいい方法ありませんか?」と尋ねられた。で、その子が入院した時(葛根湯など大量に使用するのだが効かず)、いろいろ試みるのだが、やはりいつもの同じ感じの日数を要して治る。で、その時、「本当は、飲むとまずい黄連解毒湯を注腸したいんだが、経験ないから、出来ない・・・」と言った。
 で、そんな感じで言っていた為、次回高熱になった時、その勇気ある看護師さん自身が、自分の子どもにその黄連解毒湯を注腸して、直ぐに解熱させていた。もう、この看護師さんには、私は、全く頭が上がらないと思った。実は、これが、私に、黄連解毒湯を注腸するきっかけを作ってくれたのである。
 中医学では、熱証でのそんな状態で、黄連解毒湯を使うことは当たり前とのこと。黄連解毒湯の点滴まであるので、ウイルスの肺炎でも、直ぐに熱が下がるとのこと。
 カゼに関してのエキス剤になっている漢方薬、カゼ薬として、足りない所がある。熱が上がってから使用するギンキョウサンやソウギクインは、日本では、保険が使えない。
 まだまだ、この考え方、浸透しそうにないが・・・。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080315/2

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20061101/1





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Last updated  2008.11.15 07:18:03
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