マリと子犬の物語
昨日、又映画観て来ました。ここ何回か行ってみたのですがなかなか時間に間に合わないと諦めていました。家から映画館まで1時間以上かかるのですよ!映画ですが、悲しいけどとても感動する物語ですね!マリの小さい頃も可愛いけど大人になったマリは凛々しくもありたくましく子犬達を見守っていく母親になったマリにホント涙、涙でボロボロでした。新潟県山古志村は、自然に恵まれた美しい村。そこで暮らす石川家は、村役場につとめる優一(船越英一郎)、息子の亮太(広田亮平)と妹の彩(佐々木麻緒)、そして頑固な祖父・優造(宇津井健)の4人家族。亮太と彩は早くに母を亡くし、街から時々母の妹・冴子(松本明子)が2人の面倒を見に来ていたが、幼かったために顔も覚えていない母への想いを、彩は次第に募らせるようになっていた。そんな石川家に、ある日、新しい家族がやってきた。生まれたばかりの女の子の子犬だ。亮太と彩はその子犬を“マリ”と名づけ、親代わりとして一生懸命育て始めた。10月23日 午後5時56分。新潟県中越地震、発生。 一瞬にして山々は崩れ、地面は裂け、家々が崩れ落ちる。家にいた彩と優造は倒壊した家屋の下敷きになり、大ケガを負う。仕事のため山古志を離れていた優一と、小学校に行っていた亮太は危うく難を逃れるが、大きな余震が続き、それぞれが避難所で救助を待つしかなかった。どれくらいの時間がたっただろう。彩を抱いた優造は、人生の最後を覚悟した。しかしその時、薄れゆく意識の中で聞き覚えのある声がした。マリだった。マリと子犬は庭にいて、どうやら無事のようだった。やがてマリは、がれきの中へもぐりこみ、体じゅうを傷だらけにしながら2人のもとへ寄ってきた。そして、元気づけるように2人の顔を舐めるのだった。マリはがれきの中から彩と優造を助け出そうと頑張るが、大きな柱はびくともしない。マリは、庭で待つ3匹の子犬の面倒を見ながら、彩と優造をはげますため、がれきの中への往復を繰り返すのだった。 ついに自衛隊の救助がやってきた。亮太や村人たちは次々と、安田二曹(高嶋政伸)率いる自衛隊の救助ヘリに助け出される。マリに生きる希望をもらった彩と優造も、がれきの中から救出された。しかし人命優先の状況下で、2人を守り続けたマリたちを、救助ヘリに乗せることは出来なかった。マリと3匹の子犬は山古志村に取り残される。食べ物もなく、様々な危険から必死に我が子を守るマリ。一方、避難所では、マリを助けられなかったことに胸を痛め、その無事を願う彩と亮太の姿があった。嵐が来ることを知った夜、兄妹は自らマリたちを助けに行く事を決意する。 果たしてマリは、我が子を守り抜く事が出来るのか。そして家族は、再び一つになれるのか。それぞれが、かけがえのないものを守るため、大きな力に立ち向かおうとしていた・・・。