本当に壊れてしまったようだ。そうなると不思議な事で同居してはじめて姑の事を本当にかわいそうだと思った。かわいそうすぎる。友人もなく、兄弟の中でも近所でも家族の中でも孤立して、誰もわかってくれないと独り言を言い続ける。信じている宗教があってずっとお題目をあげているが、あげながら人の悪口を言い続けている。悪口を言いながら本を読んでいる。信じている宗教団体の人の悪口さえもいっている。かわいそうというしかない。年をとって豊かな人間関係と色々な経験にもとづいた人間の深みというのが一切ないのだ。それは今までの姑の生きてきた結果なのだろうが、むなしすぎる。舅も体を壊しそうだと言っている。何を話しても無駄なのだ。全部悪い方にとらえるし、思い違いをしている事柄があってそれを他の人に確認して言っただけで「私をだましてる」とさけびだすのだ。人のことを誰も信用できなくなっている。私も舅ももう何も言わないように気をつけている。病院に行くまでの辛抱かな。まだ始まりなのかな。
病院の予約をとった。相談員の人はとても優しく冷静で話すうちに涙がでてきた。来週行く予定だが、条件として、決してだまして連れて行くことはしないで下さいということと、家族4人でお越し下さいという事だった。医師と相談員がじっくり話しを聞いてくれるらしい。車で10分ほどの場所にいい病院があった。友人がパートの看護士としていっているので教えてもらったが、やはり痴呆から性格が極端になっていく例が多いらしい。大事にならないうちに対処していった方がいいそうだ。夫が姑と二人で話して納得させて連れて行くと今日も出張先から携帯に電話がかかってきた。早くこの状態から開放されたい。
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