テーマ:婦人科の病気(1165)
カテゴリ:子宮癌について
今日予定通り退院しました。
手術は8月2日膣式子宮全摘術で、手術時間は1時間48分、出血も少なく、術後の回復も良好でした。麻酔が覚めてからはおなかが痛くて痛い痛いと叫んでいたらしいのですが、一晩たったら翌日の午前中には歩いてお昼にはおかゆも食べました。術後二日目には点滴を2本予定でしたが、一本の途中で中止となり、痛み止めの背中のチューブも早々と抜去でした。元々が健康体の為便秘もなく腸の働きも尿の出もよく、術後1日目の歩行の足取りも軽くドクターやナースからびっくりされました。開腹手術に比べると同じ手術でも時間もかかるし、出血も多いかもしれないと言われてましたが、無事に開腹せずに手術が終わりホッとしています。 今回の入院も主治医もナースも対応がよくとても快適な病院生活でした。手術前の絶食がちょっとつらいのと術後のお腹の痛さ以外は毎日快適でした。2回目の手術ということもあり人見知りするタイプのおとなしめの誠実な主治医は随分私になれたようでいつも笑顔で対応してくれました。初めての患者さんにはやはり笑顔がでないのですが、慣れてきたら笑顔や軽い冗談まで言うようになりました。 手術前後や退院前の説明も丁寧で退院する時も忙しい中仕事の手を休めて見送ってくれました。ドクターの一日は超ハードで特に夏休みは患者さんも多く、外来1日の日、手術2件の日、部長回診の日、軽い手術の日、手術2件の日、その間に入院患者さんを毎日回り、手術や病状の説明等、毎日朝早くから夜遅くまで働いていました。土日も平日にできなかった書類作りのために出勤されて、さすがに先生も泣きがはいっていました。私は2例目の手術で3時からということでしたが、その前夜に11時過ぎまで病棟にいたので思わず早く帰って寝てくださいと思いました。 がん病棟でたくさんの抗癌剤を受けている患者さんがいるのにとても明るく元気な患者さんばかりでたくさんの勇気をもらいました。 昨日とった臓器の病理検査の結果がでたのですが、異常なしで治療終了ですと先生から言われました。とても嬉しかったです。癌にはなったものの完治しました。手術する前は多少の不安はあったものの、信頼のおける医師に手術してもらって本当によかったと思いました。 退院したらラーメンを食べたいと言っていたのを聞いた主人は今日病院の帰りにラーメン屋さんに連れていってくれました。冗談ばかりいってとても上機嫌の主人でした。やはり病理検査の結果もよく、私が元気に退院できたから嬉しくて仕方ないと言ってくれました。 今日は義父母も優しくて夕食もおごってくれました。明日からの実家行きも気持ちよくだしてくれるようです。20日まで実家でゆっくりしてくるのでまた日記はお休みします。 色んな患者さんと出会って私は本当に恵まれていると実感しました。神様からまだ健康に生きていけるように贈り物をもらってつもりでこれからの人生をまだ姑問題で悩むかもしれないけど、前向きに丁寧に一日一日を生きていきたいと思っています。 入院してとてもリフレッシュしてきました。やはり私にとって今回の入院手術は必要な事だったのだと手術が終わった今後悔せずにしてよかったと思える自分がとても嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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