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映画みてお茶のんで幸せ

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●ジャスミン緑茶●

これも、パッケージが変わった？？味は同じでした。以前から夏によく飲んでました。天然のジャスミン（花）の香りが心地よい、中国福建省産「釜炒り緑茶」なので、胃の弱い私にも優しい感じ。飲んだあとのすっきり感も好きです。パッケージは『月の光を受けながら夜に咲くジャスミンの神秘性を表現』との事ですが、ワシ的には前のほうが優しい感じがして好きかな…。この前の『夏の茶会』とちょっと似ていて紛らわしいかも…。350mlサイズのペットボトルは、通常のペットボトルより飲み口が1cm広がった"広口ボトル"だそうです。たしかに少し広いと飲みやすく、香りは楽しめますね…。やっぱり“お茶”ブーム？？？渋谷などのちょっとしたご飯カフェでもちゃんとした急須で緑茶が出て来たりしてびっくり。ワシには結構嬉しいコトです。もっと増えるといいですね～。で、ちょっとショックだったコトが…。某外資系レコードショップのポイントカードが、また期限切れに気付かず終了。そんな事…とお思いでしょうが、あと2ポイントで満点。つまり、満点だと￥4,500分…。これは大きいです………。ふう。昨年も満点のカード、期限切れの2日後に気付き涙を飲んだ記憶が…。最近いわゆるショッピングに行けてないからしょうがない。今度は手帖とかにちゃんとつけておきます～！！トホホ…。

2004/06/30

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●純そば茶●

『純そば茶』（伊藤園）“天然ルチン30mgさらさら効果”実は、ペットボトルの『そば茶』は初めて。パッケージは、せいろ？？？香りも味も香ばしい！「ダッタンそばの実」使用との事で、程よい苦味もあります。いつも飲む、普通のそば茶より味が濃いですが、旨い！！しかも何となく健康的な気分になります。以下、パッケージより抜粋「韃靼（だったん）そば」別名「苦蕎麦（ニガソバ）」と呼ばれ、日本のそばよりも天然リチンを約100倍多く含んでいます。「ダッタン」とは、中国北方の蒙古系民族の唐代から清代にかけての呼び名です。〈へ～〉「天然ルチン」そばの実に含まれるポリフェノールの一種で、健康成分として注目されています。〈へ～〉〈へ～〉＊そばアレルギー体質の方は、お飲みにならないでください。アレルギー！最近多いらしいですね。ワシは極端なアレルギーは無いんですが、軽いアトピー。食べ物は生卵（特に白身）がダメみたい。一度発疹出してから、怖くて食べられません。更に、花粉症と共に『猫アレルギー』になり、猫と遊ぶとくしゃみ・鼻水・涙の嵐。大好きな猫と暮らす夢が…。コレって治るようになるといいんですけどね～。

2004/06/29

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●シノア●

『シノア』Shinoa（コカコーラ）ミンティグリーンさんのトコロで話題になっており、気になっていたペットボトルの烏龍茶です。“スムースウーロン”か。ひねらたボトルにざらざらの感触の印刷。ふ～ん、凝ったボトルではないか。濃い烏龍茶はワシにはタブーなのですが、おそるおそる薄めず飲む。青茶っぽい感じもあり、ワシには飲みやすい。さらっと美味しいかも…。後味も苦味はないし…。で、例のごとくオフィシャルサイトへなんともこじゃれたサイトです。http://www.cocacola.co.jp/products/shinoa/●商品名はフランス語で「中国の」という意味の言葉“chinois”を　発音どおりにロ－マ字“Shinoa”に置き換えたもの。●味・外見のすべてを“デザイン”するという新しい発想で開発した、　“すっきりと洗練された烏龍茶”●烏龍茶（中国産水仙50％・色種40％、台湾産高山茶10％）、ビタミンCふむ。台湾産高山茶が意外とネックかも…。最近ワシのお茶コメントでも誉めたおしている、台湾産高山茶。（名間、凍頂などの烏龍茶）あれのブレンドで渋みが少ないのかな…。濃い烏龍茶の好きな方は物足りないかもですが、サントリーが濃くて飲めない人にはおススメです。ミンティさん、さすが！今日は久しぶりに『いい音楽』に『再会』出来てちょっとドキドキ。昔から知ってはいたけれど、実際に聴いてみて思ったよりもツボだった。今更なので何かはヒミツですが、そういう事が最近無かったので、ちょっと嬉しい。その他はホント、ろくでもない事だらけだったのですが、何となくご機嫌（＾.＾）。こんな事もまだあるんだな～なんて思う。ゆえに今日は映画はお休みです♪

2004/06/28

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★28日後★●秋摘みダージリン（ヒルトン）●

エンディングの別パターン有。「トレイン・スポッティング」「普通じゃない」「ザ・ビーチ」のダニー・ボイル監督。2003年アメリカの作品。類人猿研究所から、それは始まった。血液から一瞬にして感染。感染すると精神が破壊され激しい怒りと、狂暴性を増し殺戮へと駆り立てる新型ウィルス。これが研究所から漏れ人間に感染してから28日後。事故で入院していて、病院で目覚めたジムは、周囲に人間の姿が全くないことに気づく。ロンドンは全くの無人化。廃虚。新聞には『脱出』『感染』などの文字が…。そして、教会で感染者と遭遇し彼等から逃げる所を見知らぬ男とセリーナに救われる。彼等は感染を免れて生き残るフランクとハンナの親子と合流。そんな間にも、感染者たちがちょっとした物音、光を察知してやってくる…。ここに居ても未来は無い。彼等はラジオから流れる軍のメッセージを頼りにマンチェスターへ向かう。そこには『感染に対する答え』があると信じて…。感染したら10秒以内に殺さねばならない。たとえ友人や肉親であっても…。自分が感染する前に。そんな、サバイバル・ホラー映画なのだ。感染者は…・何故か日中は死んだように眠り、日が落ちると共にスピーディに活動開始。・特に音に敏感で、何故か健常者を察知し飛びかかってくる。・何故か主に首筋に噛み付く習性あり。エイズ的に、傷口や粘膜系からも感染するのだが…。といったゾンビ・吸血鬼的要素がいっぱい。でも、死んで生き返るわけではない。死んでしまえばそれまでなのだ。ゾンビ・ホラー映画と思って観るとかなりがっかりすると思う。全体の映像のクオリティーは高く、導入部分はどんどん入り込めるのだが、中盤からは余分なエピソードが多くて誰にも感情移入出来ず…。エンディングも別パターンのほうだと納得できるのだが、ど～も本編のほうだと無理がある気が…。同監督の「トレイン・スポッティング」と「普通じゃない」が面白かった分、今ひとつ、ワシ的には期待はずれで残念！！本日のお茶：秋摘みダージリン・ヒルトン茶園2003（くもりぞら）この前のタクバ茶園のようにさらりと飲める秋摘みダージリン。これもダージリンの渋みが苦手な人には良いかもです。ワシ的には、もう少しパンチが欲しいかな…。

2004/06/27

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★ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ★●アールグレイ・グランドクラシック●

アングリーインチってそ～いう事ですか！！オフ・ブロードウェイでロングラン・ヒットした、ミュージカルの映画化。舞台同様、監督・脚本・主演はジョン・キャメロン・ミッチェル。2001年アメリカの作品。製作はキラーフィルムズ。（『ボーイズ・ドント・クライ』/『ベルベット・ゴールドマイン』など。）東ドイツで男として生まれ、性転換手術（大失敗！股間には“怒りの1インチ=アングリー・インチ”が残ってしまった。）をして女として結婚し、米国軍人と渡米そして別離。今では地道にレストランまわり？のバンドのロック・シンガー。ドラッグ・クイーンばりの風貌のヘドウィグ。彼の母から聞かされた話は、『人間はもともと背中合わせにくっついた“片割れ”がいたのだが、　それを神によって2つに引き裂かれた。　その“片割れ”に出会った時に抱く感情が〈愛〉』というもの。（インドの神様がその傷口を縫い合わせてその閉じた傷がヘソというのが笑える！）そんな自分の過去や思想、感情などを曲にこめ歌い続けるヘドウィグだが、どこにいっても観客の反応は今ひとつ。盛り上がっているのは、マネージャーと少数の客のみ。彼には追いかけている、過去に愛し、共に夢を共有した“片割れ”？トミーがいた。トミーは現在全米ナンバー1のロック・ミュージシャン。なんとテレビから流れる彼の歌う曲はヘドウィグと同じ曲？？？実は彼の歌う曲はヘドウィグの作った曲だったのだ…。ヘドウィグの現在の夫イツハク（ヒゲヅラ・ロン毛の風貌だが、性転換したい女？）への愛情と、トミーへの絶対的な愛情、憎いけど愛しい！！このあたりが見所。ワシ的にはイツハクが魅力的…。可愛かった！。ヘドウィグを愛しても彼は“片割れ”トミーを追いかけている。イツハクはず～っと憧れの「RENT」Tシャツ着て…、彼（彼女？）も“片割れ”と“本当の自分”を探しているのだ…。映画の中でヘドウィグの描いているとされているイラストとアニメーション（実際は映像作家の作品）が美しくかつ効果的。バンド演奏のスクリーンや回想シーンで登場して、この映画を説明的にならないように上手くおとしこんでいる。ミュージカルはどちらかというと苦手なのだが、名作の多いミュージカル映画は意外と好きみたい。これは、ホントよく出来てました。意外と深く、噛めば噛む程味が出ます。このDVDのメニューがいい感じなんですが、ちょいとごっちゃりしてわかりにくい！最近こういうの多いなあ。特典映像見せたくないのかな…。と思ってしまう。ちょこっと工夫してナビゲ－ション良くして欲しいですね～。余談ですが、トミーのビジュアルは「クロウ」みたいだな～と思っていたら、スタイリングの人が同じ！かなりデスなかんじ♪。本日のお茶：アールグレイ・グランドクラシック（レピシエ）レピシエ通信vol.102に取り上げられていたア－ルグレイの伝説。ア－ルグレイ=「グレイ伯爵のお茶」。この英国第26代首相（任期1830-1834）が愛した「アールグレイの元の姿」を、レピシエが現代の技術で再現したお茶がこれ。Jeriaさんとミンティグリーンさんのコメントが気になったので、飲んでみました！烏龍茶と現代のラプサンスーション（正山小種=燻製茶）に、龍眼（中国の果物）の香りをうつしブレンド。ほう！ドライの龍眼入りですぞ。まず、香りでびっくり！なんとも、ベルガモットとは全く違う、そう漢方薬のような香り。でも、飲んでみると意外に美味しいではないか！。しかし…後味。後味に苦味が残る。これがかなり個性的で強い！！。更に不思議な事にこの苦味のあとは『かりん』のような果実味がくるので、口の中も喉もしばらくたつとすっきり…。なんともエキゾチックかつミステリアスな感じ。でも、アールグレイとはちょっとイメージの違うお茶でした！。

2004/06/26

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★ペットセメタリー★●名間四季春●

ホラーなのに何とももの哀しい作品。原作者のスティーブン・キング自ら脚本を担当。監督はメアリー・ランバート。1989年アメリカの作品。医師のルイスは家族と共に、シカゴからメイン州の小さな町に引っ越してきた。一家の新しい家は、大きな街道沿いにあるので、大型トラックが頻繁に行き交う。仲良くなった隣のジャドに、裏山のペット・セメタリー（ペットの墓地）の奥に、死んだペットを埋葬すると生き返るという、インディアン達の古い禁断の場所があると聞く。ただし、生き返った動物は…。ある日、ペットの猫が死んでしまい、子供たちを悲しませたくないルイスはジャドに教えられた場所に猫を埋める。翌日、猫は元気な姿で戻ってくるが、性格が凶暴化しており、異様な臭いを漂わせていた…。数日後、今度は息子のゲージ（この子がかわいい！）が大型トラックにはねられ死んでしまう。最愛の息子を失ったルイスは、ペット・セメタリーに息子の亡骸を埋めるのだ…。そして、ゲージが帰ってくる…？！。『愛する家族が生き返ったら。』家族の死に直面した者誰もが頭をかすめる事だろう。もし、その『手段』があるとしたなら、それが恐ろしく危険で罪であっても、自分が『それ』を使わないと言い切れるだろうか。そんな事を考えさせられる。スティヴン・キングの原作小説がまた良かった。あんなに幸せだったのに、未来があったのに…。どうしてこうなってしまうのだろうか…。小説なのにラモーンズの音楽が聴こえてくる♪、そんなパンクな感じさえもするのに…。ガラガラとそれは崩れていくのだ…。涙がにじんで来る。ビジュアル化されていない分、色々想像してしまい、実は映画よりも怖くて哀しい作品。蒸し暑い今日この頃、少しの間、ゾゾっとしてみて下さい。ペット・セマタリー（上）ペット・セマタリー（下）本日のお茶：名間四季春ミンチェンスーチーチュン春茶（緑碧茶園）先日の名間金萱春茶と同じ、台湾南投県名間郷産の春摘み青茶（烏龍茶）。こちらはかなり花のような甘い香りが特徴。茶葉からして、香りが違い、いれてみると更にふんわりと香ります。これは本当に好みなんですが、ワシは名間金萱春茶の『ミルキー』な香りのほうが好きですね…。両方飲み比べると面白いです～。そうそう！名間金萱春茶。水出しアイスで飲んでも美味しかった！。本当に柔らかくて甘味も増し色も明るいグリーンので、烏龍茶とは思えない優しい味（＾＾）。オススメです！。

2004/06/25

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●ロータスティ●八角チャイ●

蓮茶ってご存じでしょうか？ベトナムで飲まれているお茶。ビタミン豊富で、蓮の葉に含まれるヌシフェリン、ロイメリン、ネラムボライドといった成分は、血中コレステロールの減少、中性脂肪の減少、脂肪太りの改善に効果があるらしい。その蓮茶=ロータスティを悪友から頂きました。ヤツは結構ハマっているらしい…。で、嬉しく飲んでみたんですが…、めずらしく、カップ１杯も飲みきれず…ど～もワシは香りが苦手みたい。…ああ、くやしい！&もったいない！何か美味しくいれる方法とか、これを入れると飲みやすい！とか、美味しく飲める方法をご存じの方、教えて下さい！！何しろまだまだ結構あるので…。例の相方は「そう？飲めるよ？？」と相変わらずごっくんごっくん…。あやつの味覚の寛大さにはいつもびっくりします。嗚呼！で、先日も美味しかったくもりぞらのチャイ八角にチャレンジ！アッサムCTC、八角、カルダモン、クローブ、しょうがのブレンド。ミルクパンに水を入れ上記のチャイセットをどばっと入れ沸騰したら1分煮込み、更に水と同量程のミルクを入れてさらに沸騰直前まで煮込むと出来上がり。中華風チャイですな。八角の風味が不思議な感じで体がホクホクしてくる。料理にも漢方薬にも使われている八角なので、身体に良さそう。これは飲みやすいですよ～。

2004/06/24

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★ざくろの色★●ロブノール●

『目を開けて見る夢』。目の前に広がる美しい絵画的な世界に、まばたきを忘れた。オープニングの赤。ざくろの赤が白い布に染みわたる…。アルメニア(旧ソ連）の監督・原案：セルゲイ・パラジャーノフ1968年製作の作品。しかし、現存する「ざくろの色」は、1971年にセルゲイ・ユトケーヴィチ監督によって編集された短縮版。ゆえ、クレジットが2つあった。この映画は18世紀アルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯に沿い、全8章の映像詩編で綴られる。第1章・詩人の幼年時代　　　　雷雨に濡れた膨大な書物を干して乾かす日常の風景。第2章・詩人の青年時代　　　　宮廷詩人となったサヤト・ノヴァと王妃の恋。第3章・王の館　　　　王の狩り。神への祈り。王妃との悲恋。第4章・修道院　　　　詩人は修道院に幽閉された。第5章・詩人の夢　　　　夢になかに全ての過去がある。第6章・詩人の老年時代　　　　心傷つき、彼は寺院を去る。第7章・死の天使との出会い第8章・詩人の死しかし、映画の冒頭で“これはサヤト・ノヴァの伝記ではない。詩的世界の心象を映画という手段で伝えようとしたのだ”と語られている。これは、伝記ではなく、彼にオマージュを捧げたあくまでも映像詩編なのである。登場人物達は鮮やかな民族衣装をまとい、ほとんど台詞を発せず、彼等の感情、生活、宗教をサヤト・ノヴァの詩と映像言語で綴っている。この映像詩編ひとつひとつが一遍の詩を映像で表現した、美しく繊細な動く絵画。舞台の上の舞踏家達。またはその舞台そのもの。その絵画のような舞台上ではエキゾチックな音楽や合唱、詩編をバックに神秘的な儀式が行われるのだ。時には音楽ではなく効果音、本のページがめくれる音、織物の機械の音だったり、羊の声、馬のひづめの音…映像と共にあらゆる音が映像詩編を彩る…。ゆるやかに動くまるで宝物のような映像は、まばたきすると見逃してしまう。だから、目を開き続けてこの映画を観なければならなかった。ストーリーなんて関係無い。これはまさに『目を開けて見る夢』なのだ。この夢に身をゆだねて陶酔する…。そんな映画だと思う。セルゲイ・パラジャーノフは1924年アルメニア生まれ。彼のリアリズムを逸脱した自由な表現を嫌ったウクライナ映画行政当局との衝突により“同性愛”“美術品の不法販売”などの無実無根の罪状により投獄される。不当な投獄に対して、フェリーニ、ロッセリーニ、ヴィスコンティ、トリュフォー、ゴダールといったヨーロッパ中の映画人が抗議運動を立ち上げ、フランスの作家ルイ・アラゴンのブレジネフ書記長への直談判で釈放された。この後も2回投獄され、長編作品としては『火の馬』『ざくろの色』『スラム砦の伝説』『アシク・ケリブ』の４本しか製作出来ず、1990年7月20日にこの夜を去る。彼の死の翌年、日本で開催された「パラジャーノフ祭」でパラジャーノフ作品と出会った。上記の全てがもちろん上映されたのだが、その中で一番衝撃的だったのがこの作品。本当に、まばたをする瞬間がもったいなかった。と、テレビ放映されたものを録画して、友人何人にも『最高だ』と見せてみたが、ほとんどが、本当に夢の中…もしくは、？？？（意味が解らない）とあまり反応がよろしくなかった。本日待望のDVD発売！になって改めて観る。画質、音質は良いとはいえないが、やはり『宝物』のような映像美。観る度違った夢に酔って眠ろう…。（作ったパラジャーノフ自身も自分で作っている映画がさっぱりわからなかったらしい…）本日のお茶：ロブノール（レピシエ）シルクロードの砂漠のさまよえる幻の湖“ロブノール湖”の名前のお茶。ダージリンにほんの少しアールグレイをブレンドしてあるので、ほのかにアールグレイの香りが。フレーバーの苦手な方には飲みやすいかも。

2004/06/23

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★ストーリーテリング★●名間金萱春茶●

完全無修正版らしいです。（何が無修正なのかはいまいちわからんかった。）監督はトッド・ソロンズ。2001年アメリカの作品。「フィクション」「ノンフィクション」の2部構成。フィクション80年代中頃のニュージャージー。女子学生のヴァイの恋人は脳性小児マヒのマーカス。黒人のスコット教授に課題の小説を酷評されたマーカスにやつあたりされ、ヴァイはバーで偶然？出会ったスコット教授の家へ行き、スコット教授の隠れた性癖を知る事になる。その経験を小説にして、次の授業で読みあげるヴァイ…。その評価は？ノンフィクション現代のニュージャージー。ドキュメンタリー映画作家志望であきらめきれない靴屋の店員トビーは、若者をテーマに作品を撮ろうと母校へ行く。そこで、裕福なユダヤ系家族の長男、おちこぼれのスクービーに会い、彼を主人公に撮影を始める。将来は何になりたいかという問いにスクービーは言う『有名になりたいだけ』。リッチな家族にはそれなりに色々な問題もあり、この映画撮影と同時にそれらは次々に発展しはじめる。結果的に訪れる不幸な出来事たちは奇しくも彼を有名にするのだ。ソロンズのブラック・ユーモアが満載らしいのだが、日本人のワシには今ひとつ不明なトコロが多い。が、無気力で他力本願なスクービや、優等生の次男ブレイディ、ずる賢い三男マイキー、カメラむけられて「裏口入学だよ。よくある事。」なんて語るバカな両親はいないかもしれないが、たしかに実際に存在しそうな家族ではある。観終わって、今一つ何が言いたかったのかはワシには理解出来なかったが、なんとなくアメリカの社会に『一石投じたかった』映画なんだろうな～と思った。パッケージのウラに『大爆笑』とか書いてあったが、『大爆笑』には至らなかったです。そうそう。マークシートを文字にして受験してるスクービーをみてドキッ。ワシも「共通一次」（今のセンター試験）なるもので、苦手な数学でわからなかったトコロ、半分以上『模様』にした。（←アホ）でも、『模様』のうち2問正解してましたぞ（＾＾;）。本日のお茶：名間金萱春茶ミンチェンチンシエン（緑碧茶園）台湾烏龍茶の新茶を「春茶」といい、名間（ミンチェン）という所の春摘み青茶です。とにかく『ミルキー』な香りが魅力的！そしてふんわりとマイルドな味！！烏龍茶とは思えない程やわらかな味はチャイティのお気に入りです～！！！ゼヒお試しあれ～。　

2004/06/22

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★恋の門★●バニラ●

松田龍平、酒井若菜主演、松尾スズキ監督で『恋の門』が映画化！今秋公開予定！！こんなショッキングな出来事を昨日知ったのでした。（↑遅いぞ～。そういや最近Cut読んでなかったデス。松尾氏の制作日記連載中！）『恋の門』〈全5巻〉羽生生純（はにゅうじゅん）といえば、石を使った「芸術漫画家」の蒼木門（あおきもん）と、同人誌で漫画を描いている「コスプレOL」の証恋乃（あかしこいの）、この二人のオタクのズレた純愛を描いた〈熱～い〉マンガ。詳しくはコミックビームさんのサイトをご覧下さい。↓http://www.enterbrain.co.jp/jp/p_pickup/koinomon-movie/ご覧になりましたか？？？この、実に不愉快な絵ヅラ？でひいた方、思い出して下さい。主演は松田龍平（蒼木門役）、酒井若菜（証恋乃）です。その他小島聖、塚本晋也、平泉成、忌野清志郎などがワキを固めるという…。Cut7月号に撮影の模様が掲載されていました。龍平君は長めのキタナイ髪にヒゲをたくわえ、門のヤバイキャラは意外とハマっているかも。ただし、門はどこまでも単純で〈熱～～～～～い〉男なのであります。彼にその演技がどこまで出来るかが見所。同様に酒井若菜も意外とオタクなコスプレOL、合っているかも！あとは彼女の〈熱い〉演技次第でこの映画がイケるかどうか決定するなあ…。予定変更でコミック映画化話。気になる方は是非漫画のほうもご一読下さいませ～。暑い日に熱いハナシは疲れマス～。本日のお茶：バニラ（レピシエ）かなり甘～いバニラの香りが…天然のバニラを刻んでブレンド…このプカプカ浮いているヤツか。ストレートだとやっぱりちょっとキツイ。これはミルクティにするといきなり風味が引き立ちます。ホッとするお茶ですね～。

2004/06/21

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★ぼくの好きな先生★●春摘みダージリン（タクバ）●

こんな先生、こんな学校が存在するのだ！！監督はニコラ・フィリベール。2002年フランスのドキュメンタリー作品。雪と牛のシーンからこの映画は始まる。フランスのある山間にある、村にたった一つだけある小学校。ここでは幼稚園から小学生までの子供たちが1つの教室で学んでいる。先生はロペス先生1人だけ。この道35年のベテラン先生。この小学校でも20年も教えている。温厚で辛抱強く、叱るときも淡々とささやくように話し納得させる。子供の頃から先生になりたくて、教師となった今も毎日が楽しいという。教える時もちゃんと子供達一人一人に意見を聞きながら、すすめる。生徒たちはそんなロペス先生が大好きなのだ。冬からから季節は移り行きそして春から夏へそして秋。村の景色はどの季節も絵画のように美しい。そして、牛の群れ。子供達の自然な姿をカメラは追い続ける。ここでは年長が年少の面倒をみて、子供達も家の仕事を手伝うのが当たり前。牛の世話や農耕機の操作だってお手のもの。ちょっとしたいたずらやケンカももちろんある。季節がまた冬が訪れそして春、ついにロペス先生が教師生活を終える時が訪れた…。実在するこの学校を5ケ月かかってフィリベール監督は探したそうだ。やっと見つけたこの学校や村、先生、生徒、出来事を、そのまま記録していく…。特典映像で監督曰く、エピソードのいくつかは先生に提案してみたものだと。どれがそのエピソードはわからない程、自然にストーリーは進行してゆく。子供達の活き活きとした表情が本当に魅力的で、どの子も可愛い！！。常にマンモス校（10クラス以上、1クラス40人位）に通っていたワシにとっては全く経験が無いゆえ、ちょいと羨ましい気も。（実際はさみしいのかもですが…）こんな先生だったら、人生変わったかも…。『人との関係』『人との共存』『人への思いやり』についてふと考えさせられた。あ～ワシってやっぱり教育者に向いていないなぁ…。本日のお茶：ダージリン・春摘みダージリン〈タクバ茶園〉（くもりぞら）ほんとうに飲みやすい今年の春摘みダージリン。苦味がほとんど無い。くもりぞらのお茶はかなり素朴というか優しい感じがします。パンチの欲しい人には少し物足りないかもですが、ダージリンの苦味が苦手な方にはオススメです。

2004/06/20

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★女囚701号さそり★●ジンジャー・チャイ●

本日よりBS-iで放送される「さそり」。観た方いたら感想教えて下さい！BSのみで放送なんて…。さて、以前よりこっそりサイトにページを作っておりました。「さそり」シリーズ。『女囚701号さそり』梶芽衣子主演の女囚バイオレンス第１弾。原作は篠原とおるの人気劇画。監督は伊藤俊也。昭和47年の作品。シリーズの中では最もお気に入りです。信じた男に裏切られ、無実の罪を着せられて刑務所に投獄された、梶芽衣子演じる松島ナミ。刑務所内でも命を狙われ、刑務官からのリンチ、女囚同士の対立やいじめ…ナミはそれらにほとんど無言・無表情でひたすら脱獄のチャンスをうかがい続けるのだ。そして、ついに脱走のチャンスが訪れ、女の復讐劇が始まる…。梶芽衣子の『眼』その鋭い眼光と長い黒髪が目に焼き付く。この「さそり」シリーズは、U局などで、昼間TVでこれまで何度も放映されていた。子供心に「女刑務所ってやだな～、絶対入りたくないな～」と思って観ていた。「この女の人はキレイな眼をしているな～。黒い髪って綺麗だな～。　どうしてこの女の人はこんな強いのだろう。どうして泣かないんだろう。」この時から印象的だった。今、改めて観ると、「女囚なのにお化粧しすぎ」とか「あんな目立つ復讐が出来るはずが」とかつっこみドコロは非常に多い。が、「松島ナミ」のキャラクターが大変魅力的なのである。「松島ナミ」の『美しさ』『強さ』『優しさ』『愛情』『憎悪』…。どんどんその魅力に引き込まれる。梶芽衣子の他に、何人もの女優さんがこの「松島ナミ」を演じてきたが、彼女を超える「松島ナミ」はいないと思う。復讐時のナミの衣裳といい、全編に渡るモダンな絵面、レトロな効果も見所！。昭和の香り、たっぷり…。もちろん、『恨み節』流れてます♪。本日のお茶：ジンジャー・チャイ（くもりぞら）なんともやさしい香り。しょうが味のチャイ。お茶の葉の間に香辛料がゴロゴロしており、これをどばっと最初から入れてミルクと共に煮込むタイプ。かなり飲みやすい味です。

2004/06/19

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★青い春★●ネプチューン●

松田龍平主演なのでドキドキしながら観る。『御法度』でとにかく失望したのだが、これは評判良かった！ゆえ。ちょっとワクワク。松本大洋の同名短編集を豊田利晃監督が映像化した、2001年の作品。屋上のシーンから始まる。屋上にのびる彼等の影は青い。男子校・朝日高校の卒業式の日、高校最後の春を迎えた松田龍平演じる九條と幼なじみの青木たち不良グループは、青空をバックに記念写真を撮る。屋上にはの壁面には「しあわせなら手をたたこう」落書きがされ、それは、朝日高校伝統の"ベランダゲーム"。"ベランダゲーム"とは柵の外側に立ち、手をたたく回数を競い勝者が学校を仕切る、失敗すれば校庭に落ちてしまうという命がけのゲームだ。九條は新記録を出し、番長？になるが、彼にはソレには興味がないようだ…。常にクールで何を考えているかわからない九條。彼にとっては学校は『天国』。進路なんてどうでもいいのだ。ただし目の前に迫ってくる進学や就職といった現実。青木たちのグループの面々は無気力ながらも個々に自分に、周りにイラ立ち、自分の生き方を見い出そうとするのだが…どうして、『殺して』しまわねばならないのか。どうして、『命』をかけなければならないのか。どうして、『幼馴染み』を…。ミッシェル・ガン・エレファントの音楽が、彼等の心情を表現しているようで、心に残る。九條の『幼馴染み』青木の振り返った顔。あの顔は忘れられない。九條を演じる松田龍平。もはや仏頂面にも迫力があり、ハマリ役。ワシの高校生の頃、たしかに『何か』に常に憤っていた。特に「世の中」に対して、漠然と不満を抱いていた気がする。中途半端に子供だった。親の保護下で世話になっている身だったから。だから、早く大人になりたかった。早く卒業したかった。学校事体は嫌いではなかったが、ぬるま湯のようでつまらなかった。でも、だんだん同じ思いの仲間が集まって。部活も始め、バイトも始め、放課後受験のための技術指導を受け始め…高校2年生の冬、もはや迷いは無かった。卒業式。悲しくなかった。本当に嬉しかった。この『青い春』。そんな事を思い出しながら観た。彼等の行った事、その代償は大きく、取り返しはつかない。大人になりたくなくても、もう目前なのだ。そして、世界は開ける。本日のお茶：ネプチューン（レピシエ）ぼるさるさんが「疲れている時に」とカキコまれてたので、飲んでみましたっ！香りが甘～い！はちみつに漬け込んだフルーツの香りらしい。紅茶の茶葉の間にちらほら見えるのがマリーゴールドの花びらですな。飲んでも、ほんのり甘くて美味しい！！ミルクにも合うお茶らしいので、2杯目はミルクティーに。こちらもなかなか優しげでよろし。

2004/06/18

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★アメリ★●アールグレイ●

不器用な〈変態〉さんの純愛？ストーリー。フランスの変態監督ジャン=ピエール・ジュネによる、2001年の作品。ジュネ監督ゆえ？配給はアルバトロス♪。公開初日は劇場へ、（あの、証明写真のボックスが劇場に！）セルDVDは予約し購入（ヘヴィーユースしとります）今さらだけれど、久々観たらやっぱり良いのでちょいと熱く語ってみようかと。オープニングからして小ネタだらけ。アメリ・プーランのおいたち、曲がった性格構築、空想癖へのなれそめのオンパレード！！。心臓病と誤診され、学校に行かず孤独だったアメリは、どんどん自分の空想の世界を広げていく…。空の雲はウサギやクマに。意識の戻らない隣人をも自由に寝起きさせ…。どうも自分を騙した？人にさりげなく小さな復讐をするのも、子供の頃から。そして、それは大人になってパリのカフェで働き始めてからも、続いている…。40年前にアメリの部屋に住んでいた子供へ宝箱を返し、喜んでもらえたら自分の世界の外へ出る！と決意。これに味をしめた彼女は、人々に『ちょっとした幸せ』をこっそり与えて楽しむように。そして、地下鉄の駅にある証明写真の下の失敗写真をコレクションする収集癖のある夢想家ニノとの衝撃の出会い。これが、アメリの初恋？である！曲がった性格の〈変態〉同志の共感しあってゆく恋愛が、可愛らしく、おしゃれに、面白おかしく淡々と、赤とグリーンを基調とした画面で素晴らしく繊細に描かれてゆく…。彼等の曲がった恋愛の結末は？？？悲しむアメリが水になって溶けてしまうトコロ。悩んで疲れて眠るアメリの事をベッドルームの犬と鳥の『絵』達が心配して、「アメリは恋をしているのかな？」とライト・スタンドの豚が自らライトを消してあげるトコロが、とても好き。意地悪なヤツにこっそり復讐する彼女も好き。（でも、アメリのやっている事は、犯罪ですから、決してまねをしないように！！！）オクテで引っ込み思案だったり、内気で独り遊びが上手だったりした方にはかなり共感できる作品。アメリの「いたずら」で人々がちょっぴりだけ「幸せ」になるのがいいですね～ワシですか？ここまでまどろっこしい手は使いませんが、影でこっそり仕掛けておく、ああいうの、結構やってましたね～（気付かれないと大変悲しいのでヤメました…）本日のお茶：アールグレイ（くもりぞら） Jeriaさんのおススメのお店〈くもりぞら〉のお試しセットの中にありました。FAUCHONより素朴で、レピシエより香りは柔らかですね～。今度手元にあるブランドで同時に飲み比べやってみようかと思います～。

2004/06/17

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●お～いお茶濃い味●

昨日も話題になったこれも新商品『お～いお茶濃い味』（伊藤園）にチャレンジです。キャンペーン中らしく、昔ばなしのマスコット携帯ストラップ付きでした。微妙な可愛さだったので、とっとと手放しました。ハイ。何となくすりガラスをイメージさせるボトル上部と底部、これも色の濃い『竹』のデザインですね～。キャッチフレーズは「渋みのきいた、濃いめの味わい　自然抽出した天然カテキンを1本あたり400mg含有」たしかに、『お～いお茶』よりかなり濃い！！『伊右衛門』はんよりも断然濃い！でも、『ヘルシア緑茶』など、高カテキンのお茶を飲んでいる人には、少しもの足りないかも。くらいな、濃さですな～。「かぶせてま～す」といったかんじの渋みとやや甘みがあり、「無香料・無調味」なので変な風味は無く、自然で結構柔らかで、後味も悪くない。ワシ的にはなかなかイケますぞ！。伊藤園のお茶には『新俳句大賞』なるものがついてますよね。いつもなぜか【佳作特別賞】で若いヒトのが多い。「防波堤波打たれてもくじけない。（京都府11歳）」変な俳句がたまにあるので、ついつい読んでしまいます♪。「濃い味烏龍茶」もありましたので、体調良くなったら飲んでみようかと。誰か飲まれた方いらっしゃいます？？？濃い烏龍茶って、胃には悪そう…伊藤園のサイトは結構奥深く詳しいので、是非参考に！http://www.itoen.co.jp/本日も徹夜作業…。だったので、何と昼帰り♪ペットボトルのお茶シリーズもいいんですが、明日こそ、いいお茶でもいれて、映画でも観ながら飲みたいですね～さすがに～。

2004/06/16

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●六条麦茶●

『六条麦茶』（カゴメ）以前から飲んでいたのですが、パッケージが微妙に変わっていました。ワシが飲んだのはコレではなく、KAGOMEさんのサイトに新しいパッケージが掲載されている、ソレです。http://www.kagome.co.jp/mugicha/で、ここに行って麦茶の効能などを知り、ペットボトルのお茶といえど奥深いな～と、感心致しましたた次第で。ハイ。●ノンカフェイン（寝る前にオススメ）●胃の粘膜を保護する作用。（ワシにぴったり！）●血液をサラサラにする作用。（これもワシにぴったり！）●糖尿病の合併症を予防する作用。（ふ～ん）麦茶ってこんなにお利口だったんですね～！最近、飲んだお茶を調べると、メーカーさんががっちりサイトを作っているので、なかなか面白いです～！。ところで、このお茶は『飲みやすい』少し濃いめですが、香ばしく、後味もすっきり。飽きない味でございます～。

2004/06/15

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●キリン生茶夏の茶会●

新発売のペットボトルのお茶です。ほぼ毎日仕事に向かう際、コンビニかスーパーに立ち寄り、お茶を買ってゆくのですが、今日は見た事の無いものを発見！ブルーのパッケージに小さく生茶のロゴ。なんじゃこりゃ～？？？冷玉露の甘み「キリン　生茶夏の茶会」〈夏期限定〉玉露とあるので、例の『伊右衛門』に対抗したかと、気になり買ってみる。●深蒸し茶・かぶせ茶などの厳選茶葉に加え、豊かな甘みの玉露を使用。●茶葉を、マイナス20℃でこおらせ、摘みたて茶葉のフレッシュな香りをひきだしました。ほほう。たしかに『生茶』独特のあの「青み」がかった香りは玉露パワーでおさえられ、まろやかに。「するっと入る」お茶。後味で『生茶』感が。『飲みやすい生茶』ってトコロですかね～。サイトで確認すると、■パッケージデザインは、氷をモチーフとした青と白を基調にのれんをあしらい、涼しげな夏のお茶会を表現しました■ええ？氷とのれん？？ちっともわからんぞ～。青い和紙と夏の空かと思った…。何より『夏のお茶会』ってのがそもそもイメージしにくい。■６月１５日（火）から全国で新発売■なんや今日からとな！それは知らないはず…。とはいえ、劇的な感動はない。旨味でいくと『伊右衛門』はんの勝ちか。なるほど〈夏期限定〉で十分かも…。そうです。また、日記すっとばしました！ので、14日のトコロに書いてますが、これは15日のおハナシです。ああ！やってしも～た！！大ボケです～。

2004/06/14

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★奇人たちの晩餐会★●テ・オ・レ●

こんな変態映画はもちろんアルバトロス配給♪以前、小劇場へ徒党を組んで観に出陣。そりゃあもう、小笑い有り、大笑いありの絶品。劇場出る時も皆さん大満足！！監督・脚本はフランシス・ヴェベール。1998年の作品。毎週水曜日、出版社の社長ピエールと友人たちは水曜日“奇人たちを集めた晩餐会”を開いている。ルールは必ず1人奇人=馬鹿を連れて来ること。誰もが認める奇人を連れて来た者がその会の勝者となる。彼らは、お互いの連れて来た人間の奇人ぶりを競い合って楽しんでいた。今夜のピエールは自信があった。「俺の見つけたヤツこそ、優勝だ！」それは電車の中で友人が出会ったフランソワ・ピニョン！…普段は大蔵省の会計係。趣味が「マッチ棒で建物のレプリカを創作すること」で、常にその作品ファイルを持ち歩き、語り出したら止まらない、…そんな男。彼を“晩餐会”に招待した矢先、ピエールがぎっくり腰で動けなくなり…。とにかく、お調子者でやることなす事想像以上にマヌケなピニョン。気がまわらない上、一生懸命やった事が最悪のトラブルに発展するものだから、全く始末におえない。ピニョンを演じるジャック・ヴィルレの風貌と演技、存在感が相乗効果で最高に面白い！。ただ、この映画はただ、『馬鹿を笑い者にする』だけの悪趣味な映画ではなく、『馬鹿を笑っているヤツこそが馬鹿』だと描いているのだ。元々は舞台劇だったらしく、セリフの妙も見どころ！今回ストーリーを知っているにも関わらず、ビデオ観て不覚にも笑ってしまったワシは、ピニョンも真っ青な、お馬鹿さんでおっちょこちょい♪調子にのるとロクな事がないし、日々、間違い勘違いだらけ～（‐‐;）。日記の書き直しも数知れず…皆さんスミマセン（←反省）。本日のお茶：テ・オ・レ（レピシェ）「ミルクを入れて楽しめるまろやかな甘さの紅茶」とありましたが、ワシ的には今ひとつ。ちょいと茶葉の香りが残る感じも合わなかったみたい。

2004/06/13

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★式日★●神座手摘み極上茶●

『キューティーハニー』が公開中、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』でおなじみの、庵野秀明監督の実写２作目、2000年の作品。これ、たしか映画祭で観た。丁度、精神的にまだツラかった時期だったので、かなり心にこたえた………。藤谷文子（スティーブン・セガールの娘で女優・今作品出演）の繊細な原作『逃避夢』を庵野監督が岩井俊二（映画監督・今作品出演）に自分を投影し描いた、美しく、悲しく、激しく、優しい映画。映画監督として疑問を抱いている『カントク』は、故郷の地方都市の線路で1人の少女と会う。彼女は言う「明日は私の誕生日なの」廃虚ビルに自分だけの居場所を築き、奇妙な「儀式」を行う彼女。屋上で毎日『自分が今日、生きていて良いか』確認するのだ。そして、次の日も彼女は言う「明日は私の誕生日なの」肉親の死の悲しみ、置いてきぼりにした母への愛憎、姉への復讐という、辛い現実から逃げ出したいがために『今日』を繰り返す狂気にとらわれた彼女。そんな彼女を『カントク』は被写体として撮りはじめる。眠ることさえ、怖い彼女に『カントク』とすごす中で、少しずつ変化をみせる。そんな矢先ある雨の日から、彼女は自分の世界に閉じこもってしまう。『カントク』さえ、見えていない…。「儀式」も激しさを増す。『カントク』は彼女を何とか苦しみから解放しようと、色んな努力をする。そして、ついに『その日』が来た…。ラストを決めないで撮りはじめられたというこの作品。庵野監督の救済がそこにはあった。Coccoのエンディング・テーマ『Raining』で幕は降りる。庵野監督の美意識が詰まった画面に魅了される。赤を基調とした美しい映像。ひとつひとつに意味があり、完璧なまでのトリミング…。狂気にとらわれた彼女を表現した、数々のコスチューム。ロケは庵野監督の故郷である山口県宇部市にて行われ、すたれてしまった地方工業都市、人のいないシャッター街、廃屋、工場などが各シーンの舞台。全てに愛情があふれている。『彼女の母親』役を大竹しのぶ、『自転車の男』役を村上淳が演じ、物語のカギとなる。間をおいて、改めて観てみると、自分の中の変化が感じられる。以前は『彼女』の中に入り込み同調し、今は『カントク』に感情移入…。ホントに以前は彼女のように日々確認していた。「空がキレイ。星がキレイ。月がキレイ。光がキレイ。私が存在しなければ、みんなキレイ。私がいないほうがいいのかな。」存在して良い人になるべく自分を抑えて我慢して…。ところがなんと、今ではこんなにゆる～い人になってしまった…。一度苦しむとたいていの事は、何でもなく思えるらしい。生まれてきた事には必ず意味があるのだから、『素直に極力、日々自然体』これが一番。ワシはそう思う。本日のお茶：神座手摘み極上茶（緑碧茶園）静岡県島田市の手摘み新茶。柔らかい新芽を細よりしたという、割と細かい上品な茶葉。お店の方の1おしで、渋みの少ないやわらかな味わいでした！2煎じ目でも渋くなく、美味しく頂けます～。

2004/06/12

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★ジェイコブス・ラダー★●ディクサム・フルリーフ●

サスペンス・スリラー？なのに、なぜか涙がこぼれてしまう。『フラッシュ・ダンス』、『ナインハーフ』、『危険な情事』などの監督エイドリアン・ラインによる1990年の作品。ベトナム戦争がもたらした悲惨さをサスペンス+ホラー的に描いている。エイドリアン・ラインの作品で最も好きかも。これを昔大阪ミナミのこ汚い映画館で一人でふらっと視た。たしか時間が空いてたまたまそれしか上映していないとか、そんな感じ。平日の昼間でお客さんはワシと暇そうなおっさん数名だけ。と、なんで10年も前の事をこんなに覚えているかというと、ホントにドキドキするわ、ゾクゾクするわ、涙ボロボロだわで、大変だったのだ。旧約聖書のヤコブの話を背景に、ベトナム帰りの男の奇妙な体験の物語。ニューヨークの郵便局員であるティム・ロビンス演ずるジェイコブは、悪夢と現実の間で翻弄されていく。目覚める度に何かが違う。疾走する地下鉄に乗る人々。掛かりつけの医者が死亡したり生きていたり、車に轢き殺されそうになったり、別れた妻となぜかまた暮らしていたと思えば郵便局の女性とベットの上だし、終わったはずのベトナムの悪夢、そして、事故で死んでしまった息子…。薬物による幻覚なのか？このあたりのエピソードは「BANANA FISH」（著者：吉田秋生）というコミックを彷佛させる。ベトナムの戦場のシーンや病院のシーンはデビッド・リンチの絵画のようにグロテスク。掛かりつけの整体医師を演じるダニー・アイエロの笑顔、あの、マコーレー・カルキン坊やが演じる最愛の息子の笑顔、（この映画のカルキン坊やは純粋にかわいい！！！）………彼らの笑顔に救われる。ラスト・シーンはな～んだ、と思うのだが、ワシはしばらく涙が止まらなかった…。だって…。観た方はわかりますよねぇ？？？ちなみに、おっさん達は寝てはりました。（休憩か？）感動したのはワシだけかい…。今でも、深夜テレビなどでたま～に放映されていると、ついつい観ては泣いてます。単細胞なもんで…。本日のお茶：ディクサム・フルリーフ（レピシエ）スタンダードなアッサムティです。渋みが少なく、まろやかなので、ストレートでも美味しい。でも、少しミルクを入れると尚、美味しい！！

2004/06/11

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●爽健美茶：緑茶ブレンド●

爽健美茶とはブレンドが違いました。『爽健美茶緑茶ブレンド（日本コカ・コーラ）』緑茶ベースに、クマザサ、オオムギ若葉、紅茶、シソの葉、キダチアロエ、ビワの葉、ミカンの皮、カンゾウ、ビタミンC、が入っているらしい。爽健美茶のあの独特の風味は無く、あっさりと飲みやすい感じです。ちょっと胃の調子が良く無かったので、キダチアロエ、なんかが魅力的でしたが、まあ、普通の緑茶にほんの少し爽健美茶っぽい風味があるという感じですか。今週は家でお茶を楽しむ余裕が無く、ペット茶ばっかりになってしまいました。実はペット茶を飲み始めたのはここ2年前位から。オフィスなどによくある紙コップの自販機のコーヒーとお茶がどうも苦手なので、夏はスーパーなどで安売しているものを買っておいて、出掛ける時に持ち歩いたりしています。リーズナブルで（少し荷物は重くなるけど）結構便利です。以前からお茶も飲んでいましたが、一時はコーヒーを1日5～10杯飲んでました。体を壊してからはお医者さんのすすめもあり、なるべく冷たくないお茶をゆっくり大量に飲むように心掛けてます。〈結果〉体調はそんなに良くなったかどうか微妙ですが、『肌はかなりキレイになった』これは本当です。吹き出物（←もう、ニキビとは言えない）の数は、あきらかに減り、ニキビ跡も時間はかかりますが、どんどん薄くなりました。タバコを止め、はや10年以上！お酒は弱くなり、たしなむ程度。やっぱり甘いものとコーヒーは相変わらず辞められないですが、お茶をメインにする事で、少し健康的になったかも…。（というか、まず睡眠！！ ←医者談）〈予告〉スミマセン…。明日こそは映画コメント書きます。…きっと。

2004/06/10

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●伊右衛門●

今更ですが、あまりの人気に製造がおっつかなくなったという、『サントリー緑茶　伊右衛門（いえもん）』。ペットボトルのお茶です。知人によると、やっとこの頃お店に並びはじめたとのコト。知りませんでした…。ハイ。これもぼるさるさんおススメで飲んでみたのですが、『生茶』以来の衝撃！イケますっ！。最近のカテキンが高濃度すぎて苦～いものとは違い、程良くのど越しすっきり飲みやすく、あとでふんわり甘味とこくが残る。さすが、福寿園とサントリーのコラボ商品。「純水」すっきり感「山崎の天然水」やわらかさとこく「石臼で挽いた茶葉」甘みこの三つの特徴が見事に味に反映されている。飲みきったあたりでボトルのデザインに注目、スリムで持ちやすいボトルだと思ったら、これは『竹』？？節々にかすれもあり、上部はなんと切り口に。『おーいお茶』も実は『竹』モチーフだったのですが、デザイン的にはこちらのほうが『竹』っぽい。ではなぜ『竹』なのか。調べてみると…●京都山崎の象徴の一つが竹である。〈へぇ～〉●竹が昔は実際に水筒として使われていたという事実から、　ペットボトルを現代版の水筒に見立てた。〈へぇ～〉〈へぇ～〉●福寿園の創業者の名前から『伊右衛門』と名づけました。〈へぇ～〉〈へぇ～〉〈へぇ～〉色んな疑問がすぐに解決できて、ネットってホントに便利！！というわけで、『フラバン茶』が行方不明な地域のワシは、『伊右衛門』に乗り換えです。この美味しさはCMからは今一つ伝わって来なかったな～。あ、昨日の『食べ茶』のCM、初めて視ました！タレントさんはあやや。しかも「カレー」と共にご登場！！やっぱり、カレー用なんですね～（＾＾）。

2004/06/09

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●食べ茶（午後の紅茶）●

気になるお茶発見！ペットボトルのお茶です。お食事専用無糖の紅茶『食べ茶（午後の紅茶）』キリンビバレッヂ株式会社食べ茶？？？新宿中村屋と共同開発〈お食事ブレンド・無糖〉とある。お食事専用と言われても、何の事やら！原材料：紅茶、香辛料、ビタミンCん？香辛料？？カレーなど、食事との相性を考えて茶葉を選び、ひと口ごとに料理のおいしさをくっきりと際立たせる隠し味を加えました。お食事と一緒に是非どうぞ。隠し味？？？紅茶にか？カレー、ギョーザ、ハンバーガー、ラーメン、パスタ、ヤキニクなどと共にとイラストまで描いてある。早速購入！飲んでみました～。な～んだ。スタバのチャイティのよう。ミルクと砂糖の入っていないチャイですな。飲んだ後に香辛料の風味が口に残るので和食とは合わないお茶です。（ワシは中華弁当でしたが、白米と合わない）中村屋のカレー用に開発したのか…そんなかんじのお茶です。カレーにぴったり、そんなお茶。エスニック系の料理しか合わないと思ったんですが、『食べ茶』って！！また大胆なネーミング。かなりクセがあるので、定番にはなりにくそうな気が…気になる方はお早めにさがして飲んでみて下さい～

2004/06/08

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★シリアル・ママ★●アールグレイ●

これも、非常に不快な映画なので、苦手な方はすっとばして下さい。アメリカの変態監督ジョン・ウォーターズによる1994年の作品。キャスリーン・ターナー扮するママの家族は、美人でキレている鳥好きのママ、すっとぼけたダンナ（歯医者）、スプラッター映画好きの息子、ミーハーなハイティーンの娘の4人。でも………社会の規則、愛する家族の平和を乱す奴にはママのお仕置き＝殺人が待っている！という、基本的にコメディなのにとんでもない映画。　シートベルトをしない！　娘を振った！　ムシャムシャ鳥を食った！　レンタルビデオを巻き戻さない！　秋に白いパンプスなんて！こんなコトで殺された日にはたまったもんではない。しかも、裁判で弁護人をさしおいて、陪審員を味方につけて、自分で無実にしてしまう頭の回転の良さ！こんな母が無実になって帰って来ても家族は複雑…キャスリーン・ターナーの表情がスゴイ。にっこり笑ったと思えば彼女の機嫌をそこねるとみるみる怒りをあらわに。かの『牡丹と薔薇』の香代さんなんて、目じゃないのだ…。10年程前映画館で見た時は、かなりブラックだが笑えた映画だったのに、本当に最近は笑えない！監督の意図が現実とずれてきたかも。もっとつまらないコトでも殺人事件は起こっている今の日本。こんな事が明日、起こってもおかしくない社会なんてイヤですねぇ…。本日のお茶：アールグレイ（FAUCHON）どっしりした定番の味。渋みが出ずさすが！香りも強すぎず、弱すぎず、程よい感じ。

2004/06/07

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★キリクと魔女★●アリヤ（アイス）●

アルバトロスつながりで、選んでみました。ミッシェル・オスロ監督のアニメ映画。これ、日本語吹替とフランス語（字幕）の両方で上映されのですが、基本的にアフリカの『寓話』なので、日本語吹替は「これは道徳の教科書か？？」くらいセリフが堅く、重～い気分になってしまう…。フランス語（字幕）のほうが、耳にも優しく映画として楽しめました。とあるアフリカの村から映画は始まる。女たちの働く場面から。『キリク』とは母のおなかの中にいるときから話す。「母さん、ぼくを生んで！」しかし、母は冷静に答える。「母さんのおなかの中で話す子は、自分ひとりで生まれるの」母から出てきた小さな男の子は、へその緒を自分で切って言う。「ぼくの名はキリクだ」そして、すぐに立って歩き出す…。彼の生まれた村は『魔女カラバ』の呪いによって泉が枯れ、魔女退治に出かけた男たちは帰って来ない。「どうして魔女カラバは意地悪なの？」カラバがなぜ村を憎むのか不思議に思ったキリクは、その答えを聞くために、"お山の賢者"に会いに行く大冒険の旅に出かけて行くのだ…。「なぜ」「どうして？」世の中の不可解な事を純粋に探究し、行動するキリク。自分達が忘れてしまった基本的な事を思い出させてくれる。一寸納得いかないオチはこのアニメ用にハッピーエンドにしたらしいのですが、それが若干違和感となっているのかも。『寓話』は結構残酷ですから…。絵面的に『好き・嫌い』がはっきり分かれる作品。キャラクターも決して可愛らしくはない。背景はアンリ・ルソーが影絵になったかのよう…。これが妙にマッチしていて、ワシ的には好きだなぁ。ユッスー・ンドゥールの音楽も世界観にマッチしていて。ミッシェル・オスロ監督の影絵のアニメが今年公開されるらしい。これはちょいと楽しみ！！本日のお茶：アリヤ・ファ－ストフラッシュ2004 （水出し）先日も飲んだ春摘みダージリン。今日は水出しにしてみました。やっぱりコレはうまいっ！！ダージリンの渋みが見事になくなり、甘味が増しました。

2004/06/06

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★小さな中国のお針子★●茉莉葫芦茶●

ラブストーリーというより、青春映画。全編をヴァイオリンの優しい音色が包みこむ…。文化大革命の嵐の中国。知識階級に家に生まれたルオとマーは、反革命分子の子供として、"再教育"のため目覚まし時計すら見た事もない人々の暮らす僻地の農村に送られ、農作業や鉱山の仕事の日々を送る。そこで2人は美しいお針子として評判の仕立て屋の孫娘に出会うのだ。美しく聡明な『お針子』に二人は恋をし、西洋文学が禁止されている革命時代に、バルザック、ユーゴ、トルストイなどの本を隠し持っていた、同じ"再教育"されている青年から盗み、本の読めない『お針子』にそれらを読んで聞かせるのである。自分の知らない世界を知った『お針子』の人生は恋人ルオの語ったバルザックの小説によって大きく変わる事に…。文学とは何か、知識とは何か、文化とは…と問いかけてくる。純粋で濃いキャラクターの村の人々が魅力的。『お針子』のおじいさんの仕立て屋の服も周りの山々の緑に映えて、美しい！文学から影響を受けて折衷になった服も可愛らしい！！仲良くミシンで動かすドリルで村長さんの歯を治療するのは大笑い。（あんな歯の治療の仕方はいやだ）そして、同じく『お針子』に恋心を抱きつつも、見守るだけのマーの愛情。男女3人組によくあるパターン。ああ！青春…。配給がアルバトロス、つまりフランス映画。監督であり原作者ダイ・シージェがフランス語で書いた半自叙伝『バルザックと小さな中国のお針子』の映画化作品。そういえば男のセンチメンタルさが良く描かれていた。遠い日のあの村や『お針子』への想いを馳せる現代の二人。相方曰く「あの二人がこんなに想っていても、　本人は、彼等の事を忘れてしまっているかもねぇ。」おお、少しわかってきたではないか。女とはそういう生き物なんです。だが、まだまだ甘い。ワシもふと、子供の頃過ごした山に囲まれた暮らしを思い出していたのだよ…。はっ！初恋って…どれだろう。たくさんあって忘れた…。本日のお茶：茉莉葫芦茶モーリーフゥルゥチャ(緑碧茶縁）ジャスミン茶をひようたん型に束ね中にピックの花を隠したジャスミンティ。ポットにコロンと入れてお湯を注ぎます。ゼヒ、ガラスのポットで入れて下さい。お茶が開くとピンクの花が出てきて見た目も綺麗。（アイコンみたいな感じです）オレンジ色のお茶で『杏仁豆腐のようなほのかな甘味』たしかに！。ほんのりやわらかで美味～。手の込んだお茶なのでちょいと高価だが、お湯を足せばこれ1コでポット2～3杯分飲めます。

2004/06/05

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★グロリア★カサベテス●さくらんぼ●

ジーナ・ローランズが最高！1980年のジョン・カサベテスのあまりにも有名な作品。1998年にもシャロン・ストーン主演で完全リメイクされ、（シャロンさんも頑張ってましたが、ジーナさんの強烈さには完敗です）、『レオン』もこの作品から生まれた…。ワシの最も大好きな作品の一つ。ギャングに襲撃されようとしている一家。そこへたまたま母親の友人だったグロリアが立ち寄りその家族の6歳の息子フィルを連れ出し助ける事になる…。元ボスが愛人だったギャングからもフィルの誘拐犯として警察からも追われる二人。子供とは縁の無かったグロリアに徐々に愛情が生まれ、フィルのためにギャングと対決する事に…。ギスギスしていたグロリアとフィルの関係が、どんどん変わっていくのが好き。何気ないフィルの一言や態度に対するグロリアの表情が、やわらかくなってゆく…。ただし、ギャングと対する時は別だ。『先手必勝』で拳銃をぶっ放す。度々、風呂に入るのはそんな彼女ゆえか…。なぜか東洋チックな部屋の内装と着物ガウンが印象的。フィルの大人びた顔と小さな体のアンバランスさもこの映画の魅力的な要素。口では生意気言っていても、まだまだ子供。ラストシーンの目を擦ってかけてゆくシーンは、何度観てもいいものです。本日のお茶：さくらんぼ（レピシエ）チエリーというより「さくらんぼ」。ぼるさるさんおススメのお茶。甘酸っぱくて香りもやわらかで美味！！！先日、試飲でアイスを飲んだのですが、ワシ的にはアイスのほうが好みかな～。これから夏にとってもよさげです～。

2004/06/04

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★アレックス★●ルイボスティ・ラビアンローズ●

不愉快になる映画。フランスの変態監督ギャスパー・ノエの作品。成人映画（R-18）指定となった問題作。本当に不愉快になるので、基本的にはおススメ出来ません。が、同監督の『カノン』や『カルネ』よりは映画的によく出来ていたと思う。これは昨日の『メメント』と同じ時系列がシークェンスごとに逆になっていて、恋人をレイプされた男の復讐劇を時間軸を逆にして描いている作品。ゆえに非常に不快なシーンから始まるのである。どうも犯罪者くさい男性が二人裸で怪しい一室に。そして、これまた不愉快な内容の会話をしている。カメラワークも不安定でぐるぐる回り、音響もグワングワンと…気分が悪くなる。そのホテルでどうやらよろしくない事件が起こったらしい。サイレンが聞こえる…。次は血相を変えた男が二人。一方の恋人アレックスがレイプされたと、犯人を血眼で探している。そして、あの最初のシーンのあるクラブへ突入！。そこで、怒りを爆発させてしまうもう片方の男！！。と、どんどん時間が遡ってゆくわけである。観るほうは『悲惨な結果』がわかっているだけに、どんどん『幸せだった時間』へと戻ってゆくのがつらくなる。最後の数分感では絵面（えづら）的に救われる気がするが、実は絶望するのだ。出演は『マレーナ』のモニカ・ベルッチと実生活のパートナー、ヴァンサン・カッセル、冒頭に出てくる不快なおやじは『カルネ』のあの父親フィリップ・ナオン…。ワシの観たDVDには本編ディスクに『メメント』のような「時間軸に沿って再生できる機能」と「ギャスパー・ノエ監督の音声コメンタリー」がついていた。この二つ、特にギャスパー・ノエ監督のコメンタリーが面白かった！。とんでもなく不愉快で悲惨なこの映画を、緻密な計算のもと即興と特殊効果を交えて撮影し、意外なところにかなりCGを駆使して、相当こだわって作っている事がわかる。更に登場人物の感情の動きなどを淡々と、フランクに相当細かくコメントしており、この監督の才能と繊細さには負けました。モニカ・ベルッチの美しさ、こういう女の人の美しさは、罪といえば罪ですなぁ…。本日のお茶：ルイボスティ・ラビアンローズ（レピシエ）これは好き嫌いがあるお茶。まず、葉と香りがまるでポプリのよう…。（←花のお茶を飲んでいるよう）飲んでみると意外と飲めますが、ローズティが苦手な人はダメでしょう。ルイボスティにハイビスカス、ローズヒップ、ローズをブレンド。後味はちょっと酸っぱく、すっきりしていますが、香りが強いので後に残る感じでワシ的にはちょいと。しかし、相方はオトコのくせにゴクゴク飲んでいた………。曰く「朝からコレでもいけるねぇ。」………変わってる。

2004/06/03

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★メメント★●白桃烏龍　極品●

主人公レナードは、過去の記憶はあるにも関わらず現在の記憶が持てないという変わった障害の持ち主。この障害のある人のドキュメントを観たことがある。レナードのように何時間かたつと、今まで自分が何をしていたか、全く忘れてしまうのだ。それで、自分の書いた『メモ』をたよりに生活する。行った事を消しながら…。公開時にまず映画館で観た。そりゃもう面白かった！よく出来ていた！！が、ええっ！それでいいのか～！！？冒頭の部分の記憶があやふやで結末に納得できない。ああ！己のアホさが悲しい…。で、DVDリリース時にもちろん即チェックした。映画『メメント』は殺人場面から始まる。映画が進行するにつれストーリが未来から過去に向かって逆行していることに気が付き、自分も主人公と同じく少し前の記憶がなく、過去の真実を探る事になるのだ。そして、『メモ』に頼って生活をする人物ゆえの衝撃的な事実が！！観終わったあと、もう一度確認したくなる作品。そんなヒトに嬉しいDVDならではの特典！逆走していたストーリを時系列に見れるというリバースモード。これでストーリーの確認カンペキです。今日は自分の記憶力の甘さを痛感した…。反省だらけ。特に睡眠不足、とんでもないところが欠けていたりする。睡眠は記憶を整理して定着させる働きもあるんですよね～。で、頭が混乱しないように『いらない』とした記憶を『忘れる』…。ワシの頭はど～も必要な記憶も消す傾向に…。やっぱり『日記』つけとこう！本日のお茶：白桃烏龍　極品（緑碧茶園）台湾烏龍茶に白桃をブレンド。緑碧茶園一番人気というだけあって、これは美味！とにかく『桃桃しい』風味。ベースが台湾烏龍茶なので、さらりと飲みやすい。アイスも美味しいですが、今日はホットで。

2004/06/02

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★ストレイト・トゥ・ヘル★

パンク・ムービーの教祖？アレックス・コックス監督的西部劇。キャストは豪華！サイ・リチャードソン、ジョー・ストラマー、ディック・ルード、コートニー・ラヴ、デニス・ホッパー、ジム・ジャームッシュ、エルヴィス・コステロ…。グレイス・ジョーンズ、アイリッシュ・バンドで、音楽も担当したザ・ポーグスの面々もご出演！！とにかく『下らない！』B級映画。バッタバッタと登場人物はお亡くなりになる。殺し屋達の特にオトコ衆がホントにドジ。まさにタイトルどおり、『地獄へまっしぐら～！』故ジョー・ストラマーがオイルで髪をなでつける姿（無茶苦茶カッコイイ）、グレイス・ジョーンズのエロチックなクリーニング姿（なんかサラブレッドみたいで美しい）、が印象的で、強～いオンナ衆も魅力的！！ちなみにオトコ衆のダメっぷりも最高です！あまりの『下らなさ』とテンポの良さについつい癖になって、何度も観てしまうんですわ～。サントラもかなりよろしいですっ！！本日のお茶：ダージリン・リーフティ（日東紅茶）さすがに今日はゆっくりお茶飲む余裕が無く悲しいですっ！20時間労働って…。仮眠とってまた出かけなきゃ！ホント『まっしぐら』な感じ！てなわけで、今日は仕事場に常備してあるコレでした。トホホ…。でもフツーのティーバッグ紅茶の中では、かなり美味しいと思うんですが…。

2004/06/01

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