日本共産党 佐藤まさゆき

2005/01/31(月)22:03

学習会の講師をやってみて

 夜の日本共産党綱領学習会の準備と、明日のミーティングの準備を同時並行ですすめた1日でした。  夕食をしっかりとる時間がとれずじまいで、能登方面の日本共産党綱領学習会の会場へ車を走らせました。途中、腹ごしらえを簡単に済ませて会場に到着。  学習会に参加された方は、党活動の上でも、人生経験の上でも大先輩の方々もおられます。緊張しましたが、日本共産党綱領を私自身が学んで、大事だな、と思ったことを、資料的裏づけもつけて説明しました。  民青同盟の職員、衆議院選挙・参議院選挙と3回にわたっての候補者活動をやってきたこと―が何よりも私自身を大きく成長させてくれた、と思っています。それは、初めて日本共産党の話を聞くという人に、限られた時間の中で、どう「なるほどな」と説得力をもってわかってもらえるか、日本共産党の綱領や政策を気分や感情・興味関心や疑問にかみあわせて語っていくこと―という問題意識をもって、自分なりに努力してきたからです。日本共産党とは遠い環境のなかで高校時代まですごし、また多くの青年たちと接する中で、「たぶんここをつかんでもらえれば、わかってもらえるな」「こういうふうに話せば説得力があるな」「あ、こういうところに疑問があるのだな…」などの場面に数多く接し、それにかみあわせて学ぶ努力、語る努力をやってきたことが、ほんとうに大事だったな、と思います。この努力は、私が日本共産党員であるかぎり、いつまでも努力すべき姿勢だと思っています。まわりの意見に真しに耳を傾け、謙虚に学び、学び続けること―日本共産党員としての生き方はここにあると思います。 ・「戦前の歴史は、日本共産党の活動にとって原点というべきもの」「戦前の問題は、現在の情勢、現在の党の任務を理解するうえでも欠かすことができない」(第23回党大会での綱領改定についての報告) ・「日本独占資本主義と日本政府は、アメリカの目したの同盟者としての役割を、軍事、外交、経済のあらゆる面で積極的、能動的に果たしつつ、アメリカの世界戦略に日本をより深く結びつける形で、自分自身の海外での活動を拡大しようとしている」(綱領) ・「日本共産党と統一戦線の勢力が、国民多数の支持を得て、国会で安定した過半数をしめるならば、統一戦線の政府・民主連合政府をつくることができる」「日本共産党は、国民的な共同と団結をめざすこの運動で、先頭にたって推進する役割を果たさなければならない。日本政府が、高い政治的、理論的な力量と、労働者をはじめ国民諸階層と広く深く結びついた強大な組織力をもって発展することは、統一戦線の発展のための決定的な条件となる」(綱領) ―とくに大事にしたのは、この部分を、わかりやす説得力をもって話をすることでした。  私自身の力不足で時間が足りなくなり、綱領全体をつかんでもらうことができませんでした。ほんとうに反省です。この苦い経験も生かし、また日々努力です。  「え~、もう2時間たったの。時間がたつのを忘れるほど充実していた内容だったということね。」「佐藤さん、あんたたいしたもんだ」といって下さる参加者もおられ、少しはみなさんのお役にたてたようです。  感想文には、 ・「綱領のひとつひとつの言葉に深みがあるのに気がづきました」 ・「大変わかりやすくてよかったです。シリーズで学習会をセッティングしてください。安保の関連とか興味深く聞きました」 ・「沢山の資料をそろえ、わかりやすい話でよかったです」 ・「楽しかった。講師もよかった。」 とありました。  今日の学習会の講師を準備するにあたり、私自身がいちばん学ばされました。今日の経験を生かし、明日から、謙虚に学び続ける日々が始まります。そんな思いをこめて、金沢へ車を走らせました。

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