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カテゴリ:電験_理論
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四端子定数、その2です。 L-C-Lのπ型回路。 これの入出力電圧・電流の関係から四端子定数を求める。 基本の考え方は同じ。 出力を開放・短絡して、出力電流又は電圧を0とし、定数を求めればよいです。 この場合、出力を開放すると、 I2=0、で、I1はπの左足のLに流れる電流と、 その右、C-L直列に流れる電流の和となる。 V2はV1をC-L直列での分圧で、L部分の電圧、となる。 これらよりA、Cが求められる。 (式は補足ブログ参照) また、出力を短絡すると、 V2=0、I1はLとCの並列回路での電流合計。 I2は上記I1のCによる電流部分のみ。 これらよりB、Dが求められる。 (こちらも式は補足ブログ参照) 後はAD-BCを計算すると、1となります。 この時、式は対称である、といえ、かつA=Dの場合可逆である、といえます。 さて、ここで四端子定数ですが。 左の回路で出力にあたるところを、右の入力…、 と結合していくと、個別にA~Dを求め、行列式の掛け算でOK,となります。 このあたりのことも、補足ブログに書くつもりです。 手書きのアップはちょっと遅れますが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/04/19 06:33:11 PM
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