Mashaの中国生活日記。

2007/09/09(日)16:47

07年理論試験問題、問6

電験_理論_計測・配電(5)

本番で一番出来なかった問題です…。時間なく、かつ、途中から考え方も違ってた。残念! では。 問6 図1(補足手書)は接地抵抗の測定原理を示したものである。同図において接地電極P1から距離d離れた補助電極P2を、距離xの所に補助電極P3を設け、接地する。P1とP2の間に交流電流を流し、P3を移動させて交流電圧計の読み、すなわち地表面のP1からの電位vを図に表すと、補足手書の図(1)のようになる。 (xの増加に伴い、vは0から最初急激に一定値まで上昇し、その後しばらく一定値、xがdに近付くとまた急激に上昇し、ある値となる) 一方、図2(補足手書)においてR1は求めようとする接地抵抗の値、R2及びR3は補助電極の抵抗値、Kは抵抗値RKの固定抵抗値、またQは半固定抵抗器、Wは抵抗値RWの滑り線抵抗器である。 今、検出器Dの一端をWのA点に接触させ、スイッチSを1側に閉じる。Qを調整してその抵抗値がRQのとき回路が平衡したとすると、 (2)RK(R1+R2)=RQRW…(1) が得られる。 次にQの抵抗RQを固定し、スイッチSを2側に閉じる(補足手書図2’)。検出器Dの一端をWのB点に移動させて回路の平衡が得られたとすると、 (3)【RQ+R1)(RW-RB)=R2(RK+RB)…(2) が得られる。ただし、WのA点からB点の抵抗をRBとする。 (1)(2)式からR2を消去して、R1を求めると、 (4)R1=RBRQ/RK となる。 したがって、Wを予め細かく目盛っておけば、その読みと(5)RQ/RKの値からR1を求める事ができる。 以上です。補足はこちら。

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