2010/02/06(土)23:11
お通夜。〈その3〉
セレモニーホールに着いて。
遺族控え室で。
お義父さんの旅支度をしました。
K山さんからの指示に従って、オットとふたりで、
足袋を穿かせたり、膝あてや脛あてなどを着けていきました。
氷のように冷たくなった足。
ましの腕と変わらないくらい、細くなってしまった足。
もうちょっとで。
車椅子を卒業できそうだったね。
もうちょっとで。
自力で歩けそうだったね。
オットに厳しく言われながら、リハビリ頑張ってたね。
19時スタートのお通夜。
17:30pmくらいには。
オットの母方の親族や義弟夫婦がやってきました。
(オットの母方の親族は、全員、市内在住。)
仕事の都合で。
週末、ちょうど帰省してた名古屋の妹に。
受付をやってもらいました。
(実は明日、3姉妹でランチに行く予定にしてたのです。)
お通夜は。
あらかじめ、K山さんに聞いていたとおり。
無事に進行していき・・・。
参列者の焼香も終わり。
ご住職の唱えるお経を聴きながら。
お義父さんへの思いを募らせながら。
静かに。
静かに。
静かに。
遺影を眺めていたら。
ホロ~ッと、涙腺が緩んだ・・・・・その瞬間。
「ウチの孫がさぁ~。この間、ナントカカントカだったんだわぁ~。」
「この間、パソコンを買い換えたら。まぁ、使いにくくなって。
どーとか、こーとか。」
(◎◎) (◎◎)
って、デカイ声が。
お通夜の席に、あるまじきおしゃべりが、チョー雑談が。
(お義父さんを偲ぶような内容なら未だしも。
会話が弾んじゃってるの、楽しそうなの、
非常識、極まりないのぉーー。)
背後から聞こえてきたんですよぉーーーーーーーっ。(><)
最前列に座ってて。
立場上、振り返る事も出来ないじゃん。
‘静かにしてください。’‘黙れ、くそジジィ!’って。
私が注意するワケにはいかないじゃん。
(T-T) (T-T)
涙、引っ込んじゃったよ。
(犯人、分かってます。親族ですよ、遺族席に座ってる人ですよ。)
オットも。
(オットはアタマいっぱいだったから、仕方ないにしても。)
おばあさんも。
義弟も。
その他、近くにいる親族(兄弟たち)も。
だぁ~れも。
注意しないの。
あんなデカイ声で喋ってて。
聞こえてないワケないのに。
身内が言わないんじゃ。
(言ってみれば、よそ者の)嫁のワタシが言えるワケ、無いじゃん。
やっぱり、な。
やっぱり、やってくれたな。
ある程度は覚悟してたけど。
さすが、だね。
こんな、非常識っぷりは。
この先も続くのでした。(--)