三重県明和町に残る最期の松阪木綿の紡績所 御御絲織物 ”松阪木綿と松阪商人の話 その4”
戦後日本では普段着に着物を着る習慣が廃れるとともに、松阪木綿の生産量も激減し櫛田川下流域の櫛田川(くしだ川)と祓川(はらい川)で挟まれた三角形のデルタ地帯神様の織物を織る地域にに残る松阪木綿の紡績所は三重県多気郡明和町養川(旧下御糸村)の御御絲織物のたった1軒だけになってしまいました。 御御絲織物では「あいぞめの館」を 松阪紀勢界隈まちかど博物館として公開しておりますので、興味のある方は訪ねてみられたらいかがでしょうか?太朗は子どもの頃に、見学に行ったことがあります。 ■ 御御絲織物 「あいぞめの館」 神宮にお仕えする布を織る神社に近く、古くから御糸(みいと)と 呼ばれるこの地で、昔ながらの「正藍」による染めの工程や織り上げの様子を見ることができます。自家栽培による「すくも」つくり。藍染から織り上げまでの一貫した作業をしています。【住所】多気郡明和町養川甲373【館長】西口 信夫【電話】0596-55-2217 【FAX】0596-55-3738【開館】土・日・祝は休館 要予約【交通】国道23号線「養川」交差点から車で1分ちなみに伊勢木綿と松阪木綿は、同じ三重県産の木綿とはいえ、全く異なる木綿であるそうです。江戸時代から、長年ライバルとして張り合ってきたらしいです。三重県伊勢地方で生産された木綿織物は松阪周辺で集荷されたものを「松阪木綿」、津周辺で集荷されたものを「伊勢木綿」というようで、現時点工業的に生産しているところは、松阪木綿は三重県多気郡明和町養川の御御絲織物伊勢木綿は三重県津市一身田大古曽の臼井織布の各1社のみであるそうです。 参考サイト松阪紀勢界隈まちかど博物館 洗えば洗うほど色がわいてくる藍染め木綿 今に粋る 永遠のファッション松阪もめん 反物 よきもの伊勢木綿 単衣のお仕立て 間道灰↓ブログ村 三重情報 ポチっとお願いします