億万長者の幸福論 観念をふっとばせ!

2006/05/02(火)18:39

億万長者の占い師のつかいかた

●ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。 ●アメリカには、「ミリオネア(1億円以上の資産家)にはいないが、ビリオネア(1000億円以上の資産家)は必ずお抱えの占い師がいる」という言葉があるそうです。(By 本田健 普通の人がこうして億万長者になった より) ●この前の日記にも書いたとおり、私も去年から、あるきっかけと思いがあって、占い師の方を活用させて頂いております。 ●そのことを仲の良い有人に話していると、その友人やその友人経由で、いくつか相談を受けるようになってきました。 ●と言ったって、その相談事は決まっています。 ●「あのさ、誰かいい人いない?」  「私も観てもらいたいんだけど、ちょっと紹介してくれないかな」  というものです。 ●はっきり言います。 ●こういう質問をしてくる人間には、恐くて紹介できません。 ●何とも思考パターンがインスタント(即席)、と言うか、占い師をどこかの「カリスマ美容師」を紹介してもらうかのように考えています。 ●美容師や整体師の先生ならば、いいですよ。 ●でも占い師の方、というのは、そうおいそれと、紹介できるものではありませんし、するものでもないと思っています。 ●そういうインスタントな質問をしてくる人間に限って、普段は「占い」のことをどこかでバカにしています。軽く見ています。 ●ですから、飲み会などでも、「こいつ、占いに詳しくてさ~~」みたいな紹介をされます。(良い意味の紹介ではなく、悪い意味の方で。) ●そして、自分が困ると、相談してきます。 ●普段馬鹿にしていた人間が、困った末に相談に来る。 ●実はこれは、最も恐いです。 ●なぜならば、それくらい切羽詰まっている、何かに頼りたい、という想いがあるからです。 ●占い師は、自分の状態が普通の時に紹介してもらったり、知らなければダメです。 (もっと言えば、「あ、じゃあ、俺も観てもらおうかな~。」くらいの遊び感覚と平衡感覚が自分の中にある状態の時。こういう状態の時に、話を聴いて興味がある、ということは、それは「縁」がある、ということなのです。) ●自分の状態が普通の時に、私から話を聴いて、興味を持てなかった、ということは波動が合わない、ということなのですから、縁がなかったのです。 ●それなのに、あとから自分が困った時に相談に来る。 ●この時は、実は、占い師を紹介して欲しいのではありません。 ●もっと深く言えば、問題を解決したい、悩みから脱出したいから来るのです。 ●乱暴な話、その問題さえ解決されれば誰でもいいのです。 ●こういう状態の人間には、恐くて紹介できませんし、私も紹介したくもありません。 ●それは私の個人的な感情論、という意味ではなく、何も問題解決にならないことを知っているからです。 ●占い師は、そのように使うものではありません。 ●何か悩みを解決したいなら、カウンセラーやセラピストを使うべきです。 ●またまたはっきりと言います。 ●占い師に相談しても、「問題」からは逃げられませんよ。 ●あなたは今、何かに悩んでいるとしましょう。 ●そしてそのことについて、どうしたらいいか分からない。 ●どうしても何か別の角度のアドバイスが欲しい。 ●そうだ、どこかにカリスマ占い師を知っている人はいないだろうか?と思うとします。 ●そして私に相談をしてきた。 ●でも、その時は結構深刻です。 ●「アドバイス」どころではありません。 ●実は問題解決を求めています。 ●そして、このような状態になってしまっている、という時点で、既に軽く思考停止になってしまっています。 ●問題の解決を、自分で考える、という思考を失ってしまっています。 ●これでは、もし仮に、万万が一、ある占い師のアドバイスによって問題が解決した場合、また問題が起こったときはどうするか? ●またその人の元にいくことになります。 ●これもまた、一つの占い師との付き合い方かもしれませんが、私は嫌いです。  (依存体質をつくるだけですから) ●例をあげましょう。 ●いい占い師、レベルの高い占い師は、必ずその人にとって、その時点で本当に良いと思うことをハッキリと言います。 ●「なるほど、それはいいじゃないですか。願ったりかなったりです。」  とあなたは言うかもしれません。 ●でも、本当にそうですか?それを受け入れられますか? ●例えば、今の仕事について、悩んでいたとしましょう。 ●どう考えても自分には合わない仕事をしている。上司も職場環境も、あまりに悪すぎる。 ●そしてなおかつ、自分の心の中の直感も、もうここから離れた方がいい、と言っているように感じる。 ●あとは背中を押してもらうだけだ、と思って占い師の方を訪れたとします。 ●その方の霊視能力はとてもレベルが高く、そしてそれだけでなく、相手に真実を伝える、という人格も兼ね備えている最高のサイキックでした。 ●相談をするならこの人しかいない、と言ってもいいかもしれません。 ●その方が言いました。 ●「今の仕事を辞めちゃダメですよ。確かに環境が良くないのは分かります。人間関係も良いとは言えません。大変ですよ。でもこれは修行です。はっきり言って、滝に打たれるより大変です。でも辞めちゃダメです。」 ●どうでしょうか? ●これを素直に受け入れることができるでしょうか? ●でも、受け入れないくらいならはじめから見てもらわなきゃ良いのですから、受け入れたとします。 ●でも、だからと言って、また明日からの日常の仕事のつらさは変わらないんです。 ●いえ、逆に、辞める、という選択肢を断たれたことによって、ある意味、逃げ場のない状況になります。 ●上司から何か言われても、「畜生。あと少ししたら辞めてやる」とか、「別の環境に早めに移ってやり直そう」などと夢を見ることはもうできません。 ●逆に選択肢がないわけですから、もうどんなことになろうが、ボロボロになろうが、ズタズタになろうが、経済的困窮に一時的に陥ろうが、食らいついていく。 ●これが人を信じて自分を観てもらう、ということです。 (アドバイスをくれる人を信じられないような人は、ハナから観てもらわない方が良い。) ●問題は、自分で解決していく。 ●その覚悟が、ありますか? ●またそれは、男女関係や、夫婦関係についても同じです。 ●何か関係に悩んだら、カウンセラーか、セラピストを探すべきです。 ●彼らは一緒になって、問題解決の方法を考えてくれますし、良いセラピストであれば、決してあなたの問題解決能力を奪うようなことはせず、逆に、あなたが問題を自力で解決できるように、導いてくれます。 ●どうしても占い師に、それも力のある、真実の占い師に観てもらいたい、というのであれば、観てもらう方も、それ相応の覚悟を決めて下さい。 ●例えば、本当に好きな人と結婚し、まだ結婚数年目だとします。 ●そしてちょっとしたことから最近意見が食い違い、悩んでいるとします。 ●そういうことなら、セラピストか、どこかの癒し系の、お手軽占い師で十分です。 ●そういう癒し系の占い師の方も、それはそれで役割があり、タロットなどを“ミディアム”(コールドリーディング用語:道具とか媒体)として使い、心から話を聴いてくれます。 ●もし仮に、本当に力のある占い師を私が紹介してしまい、これまたどうしても真実を言わなければいけない、ということが分かった場合、どうしますか? ●例えば、「どうしても今、すぐに別れた方がいい」とか。 (これは極端な例ですし、真実の占い師は、どこぞやの細○数○さんのように、人を脅したり、恐怖コントロールは決してしないものです。でも、だから故に、そういう人がきっぱりと言い切る、ということは大変なことなのですが、、、) ●こうなると、甘い気持で問題を解決しに相談にいったところが、逆にカウンターで深刻な悩みを抱えることになります。 (たとえ長い目で、あとから振り返ってみて、受け入れることができたとしても、やはりその時はつらいのは変わりないですからね。)   ●だから、占い師は、何か悩みがある時に行ってはダメです。 ●悩みがない時に行かなければいけません。 ●体力が落ちた時に行くのではなく、体力のあるうちに行ってください。 ●経済的に困ってから行くのではなく、経済的に余裕がある時に行くのです。 ●占いをバカにするのであれば、どんな時も、どんなことがあっても、死ぬまでバカにし続けて下さい。 ●問題が起きてから、何かインスタントに占いに頼る。 ●そんなことはしないで下さい。 ●自分の問題解決能力を、放棄しないで下さい。 ●これが占いを活用する者の、最低限の“作法”です。 ●私の億万長者のメンターも、占い師を使いますし、神田昌典さんも、本田健さんも、みなさん、占い師を活用してますが、億万長者の占い師の使い方はきっとこの“作法”のはずです。 ●占いは、困った時の緊急手術ではなく、予防医学なのです。

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