☆想月☆

吉田修一の『ひなた』

吉田修一にしては明るい・・・。
なぁんて思っていたら。『JJ』で、連載していたものだったんだ。
納得。
ある兄弟とその彼女達のお話。(お兄さんは結婚しているので妻になりますが。)
四人の視点から春･夏･秋･冬って・・・。目次もわかれて語られている。
なぁんか。
「好き」って言うの若者特有(私には縁遠くなった)の甘いものが感じられました。
だから、恋愛モノなのかしら？
に、しては。ハッピー感は薄いかも。ね。

『悪人』
現在、朝日新聞夕刊の新聞小説。
いよいよ佳境ですわ。久々に集中して読んでおります。
ただいま第四章！(宮本輝『約束』以来です・・・。神戸時代　産経新聞だった。と、思う。)
束芋さんの画がインパクト強くって・・・。結局悪人にマッチしているんだろうなぁ。
ゼンゼン違うよ。『ひなた』と。
暗くって・・・。出会い系で知り合った女の子を殺しちゃうお話。
で、いいのかな？
清水祐一　両親と別れ、祖父母に育てられ、叔父の仕事を手伝っている青年。
を、中心としたお話。

新聞小説って。
待ち遠しいね。時にはすごくじれったいモノ。
場面がね。かわっちゃう。かと、思えば。
まだ、ココ？？？その先は？？？って・・・。

このペースにつきあって早、三ヶ月くらいかな？
お盆帰省もこの為に新聞止めなかったもの！

さぁて。いよいよその瞬間のお話がやってきそうなんだ。
今、一緒に車で逃げている？双子の彼女に、すべてを話すのかしら？ね？
彼女はどうなるのかしら？と・・・。心配しているのだけど。