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January 5, 2009
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カテゴリ:Books
JUNっちに学校図書館から借りてきてもらえちゃって。
【悼む人】 天童荒太
【オリンピックの身代金】 奥田英朗
ホントは【風花】 川上弘美 も、頼んであったんだけど…。

2009年は【悼む人】で、明けました。
たまたまですがぁスキーで[あっしぃくん]状態=滑らないって…。
と、なったオットが待ち時間[?]を利用して、先に読了。
(アタシが持参していっていたのもミラクルなんですけど。)

ものすごく、久しぶりに、珍しく同じ本を読むことができました。

《むずかしいぃ。》…かった。

読み進めるのが、怖いくらいのエピソードも、あります。
「もう、いいよ。」聞きたくない。と、思ったモノ。

○悼む人 = 坂築静人 のお話。

 ~その人は、誰を愛したのでしょうか。
  誰に愛されていたのでしょうか。
  どんなことをして、人に感謝されたことがあったのでしょうか。~

静人自身が報道等で知り得た
亡くなられた方のいる場所での【悼み】
【悼み】の際、付近の方々に故人の生前を尋ねる時の台詞。

時には、厄介がられ。また、あり難がれ。
警察に保護されながらも。
続ける【悼み】
全国各地、近くを通れば同じ場所をも【悼む】

毎日【悼む】

記録する
→覚えておく【悼み】

悼み続けて、やめることができないでいる感、でしたぁ。
ココを考えると、静人への理解がいろいろ分かれるんじゃないかと。
アタシは感じます。
アタシ自身、わからない。すぅ~っとはいんない。ん、だ!
まだ!!!

【悼み】続ける強い理由や、目的は、みあたらない。

身近な【死】【無】の積み重ね。なのか…。
でもね、続けるコトが静人の【生】なんだ…。

ものすごく公平にどんな【死】に対しても
【悼む人】静人の言葉。

 ~「殺人事件や、~悪質な交通犯罪には、感情的にもなります。
  でも怒りや悔しさをつのらせていくと、亡くなった人ではなく、
  ~出来事のほうを、また犯人のほうを、
  より覚えてしまうことに気がついたんです。
  ~亡くなった人の人生の本質は、死に方ではなくて、
  誰を愛し、誰に愛され、何をして人に感謝されたかにあるのではないかと、
  亡くなった人々を訪ね歩くうちに、気づかされたのです。」~ 
  
○末期がんの母 = 坂築巡子
の章は、安心して、母として浸っていられる場所でした。

中盤以降は、泣きながら(涙ぐみながら)読んでおりました。
 
○共に歩く女 = 奈義倖世

 ~初めて別の言葉を口にした。それはほかの誰にもゆずれない。
  「わたしです。わたしが刺しました。」~

ここがものすごく印象深いアタシ。
《~ほかの誰にもゆずれない。って!》

情があるというコトはすなわち【愛】なんだと、しみじみ想い。
そして、愛のいろいろな【表現】を確認し。
どんな人も【愛】を求めている。
と、感じました。

静かに、淡々と物語りは進みます。
でも、深く心に残っていきます。
真摯なのです!ね。
丁寧に読み進むことができました。

【生】【死】についてはフト立ち止まる時があります。

想う、想い続けるきっかけになる本ではないのかと思っております。

折々に、ふれて、【悼む人】を、想いだすことになるのでしょうね。
アタシ。と、感じております。

《静人だったら…。と…。》





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Last updated  January 27, 2009 08:57:53 PM
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