ライフを読んでいない方も、この言葉を見たらグッと心に来ると思います。
ライフはスゴイ漫画なんです。(≧▽≦)
「前に進まなきゃ」 (1巻・アユム)
……シンプルながら大切なことを言ってます。
「不安もモヤモヤも痛みに変わる。ポケットに手をのばせば、少しだけ救われる気がするんだ」 (1巻・アユム)
……リストカットしている人の気持ちを表現している気がします。
「食べたいモン食べれば?」 (2巻・ミキ)
……人の顔色ばかり伺って自分がないアユムにミキが言った言葉。アユムがミキのバイトするレストランへ食べに行っていた。メニューを自分で決めれないアユムに言った。
「あんた、笑うのヘタだね。見てるほうがつかれる」 (2巻・ミキ)
……この後、ミキはアユムの財布を川に投げ込み、「こーゆーときに笑うんだよっ」と言います。人の顔色ばかり伺っていたアユムにとっては図星の言葉では。
「あたしの心の中、いつも雨降ってる」 (2巻・アユム)
……この後、「晴れない」という言葉も来ます。このシーンは本当に雨で、この後ミキが傘を貸してあげます。
「ボクは刺激が欲しいんだ。毎日毎日おなじコトのくりかえし。『努力して』『勉強して』あれはダメこれもダメ。はッ、なーにが『いい子ちゃんのカツミくん』だ! 反吐が出る!!」 (2巻・カツミ)
……アユムを奴隷にしてレイプまがいなことをした際カツミが言った。今時の少年犯罪を犯す子は『いい子』が多いと思いますが、こういう気持ちなんではないでしょうか? それを見事にカツミは言っていると思います。
「やることやってから遊んだら?」 (2巻・ミキ)
……キャンプで、マナたちが、アユムをハブにしたころ、アユムに全部食器洗いをやらせて自分たちは遊んでいたマナたちに、ミキが水をぶっ掛けて言った言葉。大人にもグッと来ます。
「あんた夢、ある?」 (3巻・ミキ)
……この後アユムは「わたしってなんにもない」と言いますが、ホントに心に来る言葉。
「自分が嫌いなのは、なんにもないのは、なんにもしてないからだ」 (3巻・アユム)
……初めて、自分が消極的だったことを知るアユム。少し変わってきます。
「強くなりたい」 (3巻・アユム)
……この言葉はライフのテーマなのではないでしょうか。
「逃げたくない」 (3巻・アユム)
……アユムはカツミに脅迫されるのはもうイヤだと思い、マナに話す決心をする。
「人に嫌われるのがこわいくせに」 (4巻・カツミ)
……これもアユムの弱点というか、心の現状を、皮肉にもカツミが言っている気がする。
「生きるのも死ぬのもこわい」 (5巻・アユム)
……この言葉は相当心に来ました。わたしもそういう時期がありました。死にたいんじゃないのに、生きるのが辛い、みたいな。
「そーしなきゃ無理だったんでしょ。あんたの心が。そんくらいつらかったんでしょう?」 (5巻・ミキ)
……リストカットをミキに見られて、最初は隠すアユムだったが、ミキは介抱して、リスカしていることを気味悪がったりせずこう言った。ミキの優しさが胸にしみる言葉。
「未来に『絶対』はないよ」 (5巻・ミキ)
……「あたし、今日より楽しいことなんて絶対ない……」というアユムにミキが言った言葉。この後、ミキはアユムに本音をぶちまけろと言う。アユムはいじめられている悔しさを告白した。
「あたしが変わんなきゃ、未来が変わるわけないのに」 (5巻・アユム)
……幸せになるには、自分の力で幸せをつかまなきゃダメですね。
「思い知れ!! ……マナが一番かわいいんだ。マナが一番愛されるはずなんだ!!
……マナを裏切るヤツは許さない。
どんな手を使ってでも……!!」 (7巻・マナミ)
……マナミはこういう性格なんです。こうゆう風に歪んだ性格は、あの家庭環境も大きいでしょうね。
「もっと自分を大切にしなよ」 (7巻・ミキ)
……窮地に立たされても人のことばかり考えているアユムにミキが言った言葉。自分を大切にとはいっても、マナミの自己愛とは全く違いますね。
「……この手はなんのために切ってんだよ。
生きるために切ってるんじゃないのかよ!!」 (8巻・ミキ)
……生きることをあきらめたアユムにミキが怒鳴った。本当に心に響いた言葉でした。リストカットしているアユムの気持ちを分かってる感じでした。
「……人がどんだけ傷ついたかわかってんのかよ。
……オマエを殺したよ。何度も。
頭の中で何度も」 (8巻・薗田くん)
……かつてのいじめっ子、アキラに言った言葉。いじめを受けた子はみな、こういう気持ちがあるハズです。
「そーやってヒドいことして、人の気持ち踏みにじって。
あたしはあんたのオモチャじゃないんだよ!!
生きてるんだよ……」 (9巻・アユム)
……卑劣なマナミに訴えた、アユムの最後の心の言葉かもしれません。でもマナミの心には届きませんでした。
「フツーに生きたいんです……」 (10巻・アユム)
……この場合は、『いじめなんて受けずフツーに生きたい』ということです。でもいじめられなかったら、アユムは人間としてあまり濃くない感じになっていたかも。
「なにも知らない。でも、アユムは嘘をつかない」 (10巻・ミキ)
……真の友情は、どんなことがあっても信じられるんですね。
「大変そうね。嘘で塗り固めるのも」 (10巻・アユム)
……マナミに言った言葉。本当ですよね。悪い人はみな大変なんでしょうね。早く罪を認めれば楽になるとも聞こえます。
「みなさんちゃんと生徒のことを考えてるんですか……?」 (11巻・平岡先生)
……生徒のことを考えていない先生がどれほど多いことか。
「いじめが悪いんだ」 (11巻・薗田くん)
……そうなんです。いじめが悪い。なのに学校はそれを分かっていないところがかなりあると思います。
「オレは絶対好きなことで食っていきたい」 (12巻・直人くん)
……ミキの幼なじみの直人くんが言った言葉。とんぼ玉作家を目指すわたしには、永遠に心の言葉。
「あると思うよ、オレは。椎葉さんにしかできないこと。きっとあると思う」 (12巻・薗田くん)
……薗田くんがアユムに言った言葉ですが、薗田くんのこの言葉も、グッと来ました。みんな、その人にしかできないことがあるんですよね。