実家から彼氏さんちに越して？ から、すでに３ヵ月以上です。
それによって、両親の存在の大きさを知ったり、（両親だけではなく、祖母や叔母なども存在が大きかったなぁと思います）自分自身、無知だったことが多いことに気がついたりと、わたしにとって実りが多かったです。
いろいろなことを知ることが出来て、ちょっとわたしも変わってきたかなぁ？ と思ったりしています。
実家にいた頃は、何も知らずに親と喧嘩ばかり。
本気でうっとーしいなんて思ったりしていました。
でもそのうっとーしい親は、一番わたしのことを分かっていて、本気で想ってくれている人たちだったのでした。
最近感じるのです。
「ああ、やっぱりおとーさんとおかーさんがいて良かったなぁ」
と。
夜、彼氏さんが呟きました。
「ますみと暮らし始めてもう３ヶ月か……」
「そうだね～、早いね……」
「特に喧嘩をすることもなかったなぁ」
「まあね、小さな喧嘩らしきもの？ はあってもね」
「これからもよろしく頼むよo(^-^)o」
「うん！v(^_^)v」
彼氏さんとわたしの相性は、結構バランスが取れているみたいです。(^^ゞ
最近、奥さんというのは、だんなさんの充電器なんじゃないかなぁ……と思います。
頑固にならず、折れることも大切なんじゃないかな。
男性に共感することも大切だなぁと思ったり。
（男性だけではなく、どんな人付き合いもそうでしょうけれど……）
また、姉貴がそばにいてくれて本当に良かったと思ってます。
姉貴がいなければ、わたしは障害の人たちに対して、非常に冷たい人間になったのではないかと思うほどです。
その結果、視覚障害の人たちを支える福祉の仕事をする、彼氏さんの気持ちや目指すものも、理解できなかったのではないだろうか？
というのも、世の中の人たちは、まだまだ、障害の人たちに理解がありません。
残念ですが、先日、そう思わざるをえない出来事がありました……。(T_T)
朝、会社に行くのに、地元駅の電車に乗ろうとしたところ、わたしの前方を、視覚障害の男性（以後・盲人さん）が、白い棒を持っていました。
時々見かける光景です。
すると、後ろから
「どけ～っ!! (#ﾟДﾟ)凸」
と、中年オヤジのリーマンが、その盲人さんを突き飛ばしたんです！
わたしは一瞬、目を疑いました。
そのオヤジは、我先にと電車に乗り込みました。
わたしは思わず、よろけた盲人さんに
「大丈夫ですか!?」
同時にオヤジにモーレツに腹が立って
「あんだよあんのくっそオヤジっ!!凸(-_-メ)」
と怒鳴ってしまいました。
すると盲人さんは
「いいんですよ、全然大丈夫ですから!!o(^-^)o」
とわたしに言っていました。
「本当に大丈夫ですか!?」
「大丈夫ですよ、ありがとうございます」
盲人さんは、オヤジに邪険にされたことを、全く気にすることもなく笑っていたのでした。
その夜、それを彼氏さんとその部下の男性（彼とは最近よく会います）にお話したところ、
「その（視覚障害の）男性は、そんな状況に慣れているんだろうな……」
と言っていました。
「わたしのほうが、キレちゃってね……(;^_^A」
彼氏さんは、ますみらしいと笑っていましたが、そのオヤジには、将来、自分も盲目になる可能性があるかも知れないことを理解して欲しい。
あと、石原都知事にもねっっ!!(#ﾟДﾟ)凸
※石原都知事は、障害の人をバカにする様な発言を繰り返していることで有名です。凸(-_-メ)
それから、以前から思ってたのですが、「障害者」という表現自体、差別なのではないかと思うのです。
「害があって（周りに）障る人」という意味に取れますので……。
わたしは、障害を持つ姉貴と長いこと暮らしてきましたが、彼女が出来なかったのは話すことだけです。
それ以外は何にもありませんでした。
健常者と障害者のボーダーラインは大変あいまいです。
正直、わたしも姉貴の関係で、障害を持つ友人が多くいますが、「一体どこが障害なのだろ？」という人も多くいます。
ていうか、そういうわたし自身も、「健常者ではないのでは？」というところもたくさんありますし……。
初対面の障害を持つ人とお会いした際に、
「あ、障害を持つんだ？ そうなんだ？」
で、あとは普通の付き合いをする。
難しいですが、全世界の人間がこうなれば、差別がなくなるのではないかなと思います。
なみだ@
おっさん@