今日は重いテーマですが、お時間や余裕がありましたら、お付き合い下さいませ。m(_ _)m
そうですよね。
わたしのおばーちゃんたちの若い頃は、戦争が当たり前でした。
おばーちゃんが、今のわたしの年の頃は……。
空からいつも、雨ではなく爆弾が降ってきて。
その爆弾で、いつも火事が起こって、死傷者が出て。
食べ物だってろくにない。
もちろん、お腹が空いたらコンビニへ……ということも出来ない。
携帯もないから、愛する人が出征したら、その行く末も分からない。
分かるのは……愛する人が死んで戻ってきた時。
愛する人が死んだと分かっても、戻らない事だって多かったらしい。
出征した男性が生きているのに、女性(妻)は男性を死んだと思ってて、別の男性と結婚してしまった……という悲しい運命もあるようだ。
戦争で真っ先に死んでいくのは、弱い女性や子どもたち。
そして、男性は戦争に駆り出され、戦争の道具にされる。
戦争で行われるのは、殺害だけではない。
放火や略奪、敵国の女性に対しての心無い性的暴力だってあったそうだ。
敵兵の慰み者にだってされたりしたという。
そして、そのような被害を受けた女性は耐え切れず自殺したりもしたそうだ。
同じ女性としては、非常に遺憾で、心がぎゅっと縮む思いがする。
戦争で良い思いをする人なんか絶対にいない。
全部、戦争さえなければ、ない悲劇だ。
どうして、そんなことばかりを繰り返すのだろうか。
そして、今の時代の日本は、戦争がないが、本当にそうだろうか。
いじめや格差、その他いろいろ、戦争に繋がるような問題ばかりだ。
「戦争とは、あなたの愛する人が死ぬこと」
かの有名な美輪明宏さんは、そう言っている。
本当にそうだと思う。
プラスして、
「戦争とは、命も希望も何もかもを失うこと」
だと思う。
戦争のない今の日本は、「とりあえず」幸せと言えるのかもしれない。
でも実際は?
平和なのだろうか?
微妙なところだと思う。
それでも、今、わたしは、例えば美味しいものが食べられて、大切な人がそばにいて、とんぼ玉を創ることができる。
そんな平和な生活に感謝して、日々を大切に、大切な人を大切にして、この世界を生きたいと思っている。