日本三名城の一つ、熊本城は、加藤清正によって築城され、慶長12年(1607年)に完成しました。
熊本城の外観は、黒板塀に白漆喰が施された、威厳あるものです。天守閣は、大天守と小天守が連結した連結式望楼型天守閣で、高さは約30メートルです。
天守閣の四面には、千鳥破風が配されており、最上階の南北には唐破風が配されています。天守閣の内部は、現在は資料展示スペースとなっており、加藤清正や熊本城の歴史に関する資料を展示しています。
熊本城は、平成28年熊本地震で大きな被害を受けましたが、震災復興のシンボルとして、令和3年(2021年)3月に完全復旧しました。