949487 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

「東雲 忠太郎」の平凡な日常のできごと

「東雲 忠太郎」の平凡な日常のできごと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2024.09.29
XML
カテゴリ:ネットワーク


PPP(Point-to-Point Protocol)の伝送モードについて詳しく説明します。PPPは、主に以下の2つの伝送モードを持っています。


### 1. **フレーム伝送モード**

- **説明**: PPPは、データをフレーム単位で送信するフレーム伝送モードを採用しています。このモードでは、データは特定の構造を持ったフレームにカプセル化され、ヘッダーとトレーラーが付加されます。

- **特徴**:

  - 各フレームには、フラグ、アドレス、制御情報、データ部分、エラー検出用のトレーラーが含まれます。

  - エラー検出機能があり、データの整合性を確認することができます。

  - フレームごとにエラー検出や修正が行われるため、信頼性の高い通信が可能です。


### 2. **トンネリング伝送モード**

- **説明**: トンネリングモードでは、PPPが他のプロトコルをカプセル化してトンネリングします。これにより、異なるネットワークプロトコルのデータをPPPフレームとして送信できます。

- **特徴**:

  - 異なるネットワーク技術間でのデータ通信を可能にします。

  - L2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)やPPTP(Point-to-Point Tunneling Protocol)などのVPNプロトコルでよく利用されます。

  - トンネリングを利用することで、セキュアなリモート接続が実現されます。


### 伝送モードのまとめ

PPPの伝送モードは、フレーム伝送モードとトンネリング伝送モードの2種類があり、それぞれが特定のニーズに応じたデータ通信を提供します。フレーム伝送モードは、信頼性の高いデータ転送を行うための基本的な機能を提供し、トンネリングモードは異なるプロトコル間のデータ通信を効率的に行うための手段を提供します。このように、PPPはさまざまなネットワーク環境に対応できる柔軟性を持っています。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.09.29 13:55:40
[ネットワーク] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X