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「東雲 忠太郎」の平凡な日常のできごと

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2024.10.22
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カテゴリ:Google Cloud


GCP (Google Cloud Platform) で仮想サーバーを構築するには、主に「Compute Engine」を使用します。Compute Engine では、仮想マシン (VM) インスタンスを作成して、任意のOSをインストールして使用できます。以下は、仮想サーバー(VM インスタンス)を構築する基本的な手順です。


### 1. **GCP プロジェクトの準備**

   まず、仮想サーバーを作成する GCP プロジェクトを準備します。GCP のアカウントを持っていない場合は、アカウントを作成し、プロジェクトを設定します。


#### 手順:

1. **GCP コンソールにログイン**:  

   [GCP コンソール](https://console.cloud.google.com) にログインします。


2. **プロジェクトの作成**:  

   - 左上の「ナビゲーションメニュー」を開き、「IAM と管理」→「プロジェクトを作成」を選択します。

   - プロジェクト名を入力し、「作成」をクリックします。


### 2. **Compute Engine API の有効化**

   仮想サーバーを構築するためには、Compute Engine API を有効にする必要があります。


#### 手順:

1. **API の有効化**:

   - 「ナビゲーションメニュー」から「Compute Engine」を選択し、「VM インスタンス」をクリックします。

   - 初回利用時には Compute Engine API を有効にするよう求められるので、「有効化」ボタンをクリックします。


### 3. **仮想サーバー(VM インスタンス)の作成**


#### 手順:

1. **Compute Engine VM の作成**:

   - 「Compute Engine」の「VM インスタンス」ページで「インスタンスを作成」をクリックします。


2. **インスタンスの設定**:

   - **名前**: 仮想サーバーの名前を設定します。例えば、「my-vm-instance」など。

   - **リージョンとゾーン**: VM をホストするリージョンとゾーンを選択します。リージョンは世界中にあり、リージョン内のゾーンに VM がデプロイされます。

     - 例: リージョン「asia-northeast1(東京)」、ゾーン「asia-northeast1-a」

   

   - **マシンタイプ**: サーバーのリソースを選択します。CPU やメモリの割り当て量を指定できます。

     - 例: 「e2-micro」(1 vCPU、1 GB メモリ)


   - **ブートディスク(OS の選択)**: 

     - 仮想サーバーのOSイメージを選択します。デフォルトは Debian Linux ですが、Ubuntu、CentOS、Windows なども選択できます。

     - 「ブートディスクの変更」をクリックし、任意のOSを選択します。


   - **外部IPアドレス**: 仮想サーバーにインターネットアクセスを許可するため、外部IPアドレスを有効にすることを確認します。必要に応じて「エフェメラル(自動割り当て)」または「静的」を選択します。


   - **ファイアウォール**: 

     - 「HTTP トラフィックを許可」と「HTTPS トラフィックを許可」をチェックすると、ウェブサーバーとして外部からのアクセスができるようになります。


3. **インスタンスの作成**:

   - 設定が完了したら、ページ下部の「作成」ボタンをクリックします。

   - 数分以内に仮想サーバーが作成され、状態が「RUNNING」になると利用可能になります。


### 4. **仮想サーバーへの接続**

   作成された仮想サーバーに接続し、リモート操作を行います。


#### SSH 接続手順(Linux/UNIXの場合):

1. **GCPコンソールから接続**:

   - 「VM インスタンス」ページで、作成した仮想サーバーのインスタンス名の横にある「SSH」ボタンをクリックします。

   - ブラウザ上にSSH接続のウィンドウが表示され、サーバーに接続されます。


2. **外部ツールでのSSH接続**:

   - SSH クライアント(PuTTY、ターミナルなど)を使用して接続する場合、外部IPアドレスとSSHキーを使って接続できます。

   - 例: `ssh [USERNAME]@[EXTERNAL_IP]`


#### RDP 接続手順(Windowsの場合):

1. **RDP 接続の設定**:

   - Windows 仮想マシンの場合、「RDP」ボタンをクリックし、接続情報を確認します。

   - RDPクライアントを使用して、外部IPアドレス、ユーザー名、パスワードで接続します。


### 5. **仮想サーバーの管理**

   作成された仮想サーバーは、Compute Engine の「VM インスタンス」ページから管理できます。

   

   - インスタンスの**停止**や**削除**は、インスタンス一覧から選択して実行できます。

   - 必要に応じて、**リソース(CPU、メモリ、ディスク)を変更**することも可能です。


### 6. **ストレージの追加**(オプション)

   仮想サーバーに追加ディスクを割り当てたい場合は、「ディスク」オプションから新しいディスクを作成してアタッチできます。


#### 手順:

1. **追加ディスクの作成**:

   - 「Compute Engine」→「ディスク」に移動し、「ディスクを作成」をクリックします。

   - 必要なディスクサイズやタイプを指定して作成します。


2. **インスタンスにディスクをアタッチ**:

   - 作成したディスクを既存のインスタンスに追加する場合、インスタンスの「編集」画面でディスクをアタッチできます。


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以上が、GCP で仮想サーバーを構築する基本的な手順です。この手順を使用すれば、数分で GCP 上に仮想サーバーをデプロイし、クラウドベースのアプリケーションやサービスを実行できる環境を整えることができます。






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Last updated  2024.10.22 21:04:51



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