太陽光発電 丸5年
2011年に太陽光発電を導入して、丸5年が過ぎました。さて今までの経緯はどうだったのでしょうか?いい機会なので、確認してみました。○10KW未満 住宅用買い取り価格推移2010年度 48円2011年度 42円 (我が家が導入した年)2012年度 42円2013年度 38円2014年度 37円2015年度 33円2016年度 31円(※) ※出力制御対応機器設置義務なしソーラーパネルの値下がりに伴い、買い取り価格も下がってきています。おおむね10年程度で投資回収できる程度を目安にしていているようですので。○我が家の場合うちの場合はハウスメーカーにお任せで、重量制限と外観の為、瓦をとってパネルを載せ替えたので普通よりも費用がかかっていると思います。パネルは4.4KWで280万弱、補助を引いた導入費用は約240万でした。○もとは取れたの?5年間の自給率は153%でした。発電量は、約28500KWhです。売却した電力だけの計算でいうと、10年たっても投資は回収できそうにありません。ただし昼間の電力は太陽光発電を使っているので、その分を加味する必要があります。うちは、共働きで平日の昼間は電気をほとんど使わない為、Eライフプランです。この場合、デイタイムの電気量は割高になり、1Kwhあたり35.61円です。この分を加味しても10年ではちょっと足りず10年で元を取るのは微妙な状況です。結局、折り返し地点で、投資回収率は約48%です。○今後太陽光発電システムは15年保障ですので、10年後の行く末がかぎになってくるでしょう。ネットには、先人たちが10年を迎える2019年問題の記述が見られます。(2009年11月から固定価格買取制度がスタートしたため)いくらで買い取ってくれるのか?はたまた買い取ってくれないのか?その場合は蓄電池なのか?保証がある15年やそれ以上のスパンで考えると、とりあえず太陽光発電にしてよかったとは思いますが・・・年数が経つと蓄電池に新たな投資をするのも躊躇するケースが考えられます。蓄電池もなく買い取ってくれない場合は、発電した電力はどうなってしまうのでしょうか?無償提供になるのか?総合的に考えると、きっといくばくかの料金で買い取ってくれるのだろうと期待しています。