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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:マウイ・ライフ
今日はお茶のお稽古日だった。本当に初心者の私に先生がマンツーマンで盆立てを一通り教えてくださった。ミニマムな動きの優雅さ、これをそれとはなしにできるようになるには、どれだけの練習がいるのだろう。ぎこちない私の動き。一回では到底覚えきれるわけがないが、基礎を繰り返すことが大切だ。クラというマウイでも標高が高い山のお宅でのお稽古。きれいに手入れされた和風の庭を背景に澄んだ空気の屋外での練習。心が落ち着く。
部屋の中では畳を敷いて茶釜を置き、柄杓を使ってたてる本式。先生たたてて下さったお茶をお客として味わう。きんつばを頂いた後の抹茶のおいしいこと。先生の動きは見ているだけでも勉強になる。静寂の中でのぴんとはりつめたいい緊張感。贅沢な時間。 お茶の後は旧暦のお正月ということもあり、ホストの方が素晴らしい手作りの和食のお昼を用意してくださった。玄米の五目寿司、エビのおすまし、ほうれん草とエノキのおひたし。日本から仕入れて来たばかりの新しい和食器をおろして、もてなしてくれた。あ~~極楽この上ない。 集まっていた皆さんは俳句もたしなむ。それぞれの俳句集の手帳をもっていて、思いついた時にしたためるそうだ。そうかー俳句の世界ですねー。先週、ハレアカラの頂上に雪が降ったので、その時に書いた俳句を披露してくれた。俳人ですね。あなたも書いてみたら?といわれ、いやいや私にはセンスないですから、、、といったものの、家に戻ってから、ハイクという場所に住んでいるんだし、俳句を詠んでみるのもおつだなーと思い立って、いくつかひねってみた。これもミニマムな言葉の世界。奥深く、季節や自然を感じる。ちょっとはまりそうな気配だ。 余談ですが、マウイのハイク地区の電話番号は575からはじまります。 日系さんの粋なはからいで、そうなったのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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