女性誌「女性中央」の最新号が「女優ソン・ユナが、親が芸能人のむこを好まないため、大変苦労した」と伝えた。
両親だけでなく実兄らの反対も少なくなかったという。女性中央は「ソン・ユナの両親は医師などホワイトカラーの婿を望んでいた」とし「家族全員が積極的に有能な医師などを紹介したが、本人が拒んだ」と報じた。
ソン・ユナは校長出身の父親と教育者の母親のもとで育った。学力試験で全国トップになった兄らはそれぞれソウル大の医科大と法科大を卒業している。末っ子のソン・ユナは漢陽(ハンヤン)大文化人類学科を卒業した後、公営KBSテレビ(韓国放送公社)のスーパータレントとして芸能界にデビューした。
女性中央は、耳鼻咽喉(いんこう)科の専門医であるソン・ユナの兄の友人から聞いた話として「冗談交じりで女優の妹を紹介してほしいと話したら"うちの親は相手が医師でなければユナの結婚を許さないはず"と言われたことがある」と伝えた。両親が末っ子の娘をどれだけ大事に思っていたかが分かるエピソードだ。
この友人は「娘が女優になりたいと話したときも、絶対許さないとして激怒した父親だったという。保守的な家柄で、俳優のソル・キョングさんとの結婚を許してもらうことは簡単ではなかったはずだ。これからは幸せなことばかりあってほしい」と付け加えた。
女優ソン・ユナが結婚後の復帰第1弾として、映画『ウエディングドレス』に出演することが決まった。
制作会社が1日に明らかにしたところによると、ソン・ユナは映画『ウエディングドレス』にキャスティングされ、15日から撮影に臨む予定だという。
ソン・ユナは、同作品の制作費が約10億ウォン(約7600万円)と比較的低予算の映画だが、映画の趣旨に共感し出演を快諾したとのこと。男性主人公はイ・ギウが務める予定だ。業界でもソン・ユナの初の低予算映画出演に注目している。
ソン・ユナは5月28日にソウル市瑞草区の方背洞聖堂で俳優ソル・ギョングと結婚式を挙げて以来、2カ月足らずで女優業に復帰することになった。