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マックス爺のエッセイ風日記

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2007.06.22
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 「エンジョグinみちのく」の資料作りとマラニックの話を書いているうちに、もう10日間が過ぎた。「いや~っ、歴史って本当に良いですね。楽しいですね。でも書くのは疲れますね。皆さんまたお会いしましょうね。ではサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ・・」。もし淀川長治が歴史愛好者だったらきっとそんな挨拶をする(?)だろう。それにしても良く書いた。1回平均3千文字として11回分で3万3千文字。400字詰め原稿用紙に直せばざっと82枚半か。これまで書いてた「さるさる日記」だと33回分にも当たる。

 それでもまだ書きたいことが幾つかある。まず「道祖神」についてだが、一昨年の「エンジョグ」で、泉区根白石から中山観音に向かう途中の萱場川または八乙女川に架かる橋の傍に「道祖神」の標識があった。探したのだが道の直ぐ傍ではなく、少し奥まった谷間のようだったので断念した経緯がある。ひょっとしたら岩窟に彫られているのかも知れない。いつか是非訪ねて見たいと思っている。

 2つ目は実方が「下品(げぼん)の女神」と評したと言う天鈿女(あめのうずめ)のストリップのこと。弟神スサノオノミコトの狼藉に怒った太陽神である天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れたため世の中が真っ暗闇になり、困り果てた鈿女はストリップしたのだが、沖縄にも一つの伝説が残っている。餅を食べたい一心で鬼と化して追いかける兄に、困り果てた妹は下半身を曝す。すると目が眩んだ鬼は大慌てで退散すると言う「鬼餅」(ウニムーチー)の話だ。

 つまり2つの話で共通するのが、女性の下半身には災難を退散させる霊力が潜むと考えた古代思想の存在だ。それにしても問題行動を起こすのは決まって男の兄弟で、女性が裸身を曝すことで災難が治まるストーリーは何を象徴しているのだろう。鈿女が道祖神の「片割れ」とされた経緯は何なのだろう。そして道祖神社の別名である佐倍乃神社の「さへの」とは、何を意味する古語だろう。と、謎は尽きない

 また、実方中将の墓の北側の丘陵には式内社「佐具叡神社」の跡があるという。式内社とは平安初期に編纂された法制書「延喜式」の神名帳に記載された由緒ある神社で、古代の名取郡にはここも含めて2社あったらしい。現在この神社は残っていないが、宮中から御遣いが来る古社だから、きっと陸奥国守である実方も参拝したであろうと考えられる。今回走ったコースの周辺にはまだまだ謎が多く、これからも何度か訪れる必要がありそうだ。

 と、まあこんな風に歴史愛好者が一旦歴史のことを考え出したら、なかなか止まらなくなるんですよ。でも自由に空想(妄想?)を楽しむのも良いものです。何しろ全て「ただ」ですからね。(笑)

 さて、この10日間は名取市内の「歴史研究」に費やしたばかりではなく、フルスタにも2回応援に行った。田中が勝ち投手になった13日(水)の対中日戦と、朝井が勝ち投手になった17日(日)の対横浜戦だ。これで6月に私が行った3回は全て勝利で、通算だと9勝5敗の好成績だから結構ついてるかも知れない。因みに雨で流れて再試合となった来週26日(火)の対巨人戦の”プラチナチケット”も何とかゲットしましたよ。ふふふ。

 一方ランニングでは来年2月の「第2回東京マラソン」の申し込みをネットから行った。また来月の「磐梯高原100kmマラソン」の参加者と集合場所などがY田さんからのメールで明らかになった。今年は全員レース当日に帰宅するみたい。それに制限が15時間に延びたので、全員完走は間違いないだろう。翌日の走友会恒例の「サクランボ狩り」もきっと楽しいことと思う。

 そうそう、畑ではキヌサヤエンドウが毎日採れている。雨がたくさん降ったせいかゴーヤやキュウリ、トマトなどの成長が著しいので、ネットを張る必要もありそうだ。それに半分残ったユスラウメの実をもがなくちゃいけない。これは種を抜いた後、妻がジャムを作る予定だ。おっと、いつの間にか雨が止んだぞ。買い物がてら、愛犬と散歩に行かなくっちゃ~!梅雨の合間は忙しいなあ。





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Last updated  2007.06.23 04:23:32
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