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マックス爺のエッセイ風日記

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2008.02.22
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 早朝の散歩時、空には煌々と月が冴え渡っていた。天気が良いのに気温はさほど低く感じない。それにしても美しい月だ。月満月に向かうのなら十三夜(じゅうさんや)ほどか。また満月が欠け出したのなら十六夜(いざよい)ほどか。いずれにしても少し春が近づいて来たことだけは確かだろう。

 第1現場のビルに出勤すると設備にトラブルがあったようで、警備会社が確認にやって来た。このビルの設備はすべてコンピュータで制御され、私達警備員は操作することが許されていない。管理会社の人が出勤するまでの時間帯に何かがあるととても困るのだ。警報の原因はある階の空調のトラブルらしいことが分かった。どくろ

 点検を警備会社に任せていつもどおり巡回に行く。屋上から周囲を見回すと空は見事に晴れ渡り、雪を被った山々が遥かに望めた。警報が鳴った階のテナントに立ち寄り、空調関係でいつもと違った操作をしたか訊ねると触ってないとの答え。一旦管理室に戻って警備会社の人に伝える。彼もようやく安心し、報告書を書くと帰って行った。OK

 元の階に戻るとリフレッシュコーナーに桃の花。さくら先ほど訊ねた女性が活けたようだ。先日話をしたらお華を習っていると言っていた。その階の主のように、朝早くから夜遅くまで働いている。中年の人だが、彼女の香水は遠くからでも良く分かる爽やかな香りだ。

 今日は防寒着なしで立哨してみた。暖房の入らない風除室だが、いつもより風が冷たく感じない。向いのビルに反射する太陽光晴れが、心なしか春めいたように感じる。先日消毒した玄関ホールの植木の葉が生き生きし出した。どうやら薬の効き目があったようだ。

 管理会社の人が出勤して、今朝方の警報が誤報だったことが分かった。機械のちょっとしたタイムラグから起きた誤報とのこと。コンピュータ制御でもたまにはミスが生じるらしい。もし宮城県沖地震が再び発生したら、果たしてどんな事態になるのか怖い気もする。

 今日は金曜日。第1現場での警備用のズボン、白手袋、ワイシャツ。第2現場での作業服上下、マスク、タオルハンカチを洗濯のために持ち帰る。結構な量になるので金曜日は帰宅ランが出来ないのが残念。バスの中で読書しているうちに居眠りをし、温泉ようやくいつも降りる1つ先で目が覚めた。間一髪セーフ。やはり1週間の疲れが出たようだ。

 そのうちにブログに沖縄のある小島の話を書いてみたくなった。先日博物館で観た岡本太郎が撮影した写真と、今読んでいる本の内容が偶然にも一致したからだ。停留所から家まで歩く途中、小川に架かる橋を渡る。水の音にも春の予感を感じたのは、私の眠気のせいだろうか。夕方の散歩が終わっても、愛犬犬がなかなか犬小屋に入りたがらない。きっと彼も日が長くなった晴れことを知っているのだろう。
 





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Last updated  2008.02.22 17:51:26
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