マックス爺のエッセイ風日記

2008/09/14(日)19:07

何にも優るプレゼント

生活雑記(1036)

 昨夜、夕食時にビール2本を飲んだ長男は、そのまま朝まで爆睡したようだ。よほど疲れていたのだろう。一方、長女は風呂に入らず、近くの温泉に行ったようだ。妻と2人で「体の具合でも悪いんだろうか」と心配していたのだが、「ただ温泉に入りたかっただけ」とか。そう言われてみれば徳島、香川、愛媛には温泉があるが、高知県には温泉がなかったかも知れない。  今朝はいつものように起き、いつも通り愛犬と散歩し、皆の起きる前に一人で朝食を済ませた。おかずは冷蔵庫の中の余り物で十分。食べ終わる前に起き出した妻が味噌汁を作ってくれた。朝食後は古新聞、古雑誌、ダンボール箱、雑紙など子供会の資源回収ごみを出す。  その後庭に愛犬を放ち、畑の始末。孫娘たちも起き出して、恐る恐る愛犬に近づく。3日目にしてようやく犬に慣れてきたようだ。嬉しそうに跳ね回る愛犬。愛犬を放したのは、生き物と触れ合う楽しさを孫達にも知って欲しいと思ってのこと。2人の孫娘に収穫を手伝ってもらったミニトマト、トマト、インゲン、ゴーヤの支柱と苗を抜き、すべて始末する。合わせてピーマンとナスの苗も抜いた。  私以外の朝食はパンだったようだ。洗濯などを済ませてから娘の運転する車で松島へ向かう。湾内を遊覧船で一巡りしようという試み。妻と幼かった頃の長男、長女は乗ったことがあるようだが、記憶はないみたい。2人の孫は高知の桂浜で乗ったことがあるとか。私は松島湾の遊覧船は初めての経験だ。静かな湾に浮かぶ数多くの島それぞれに趣がある。2年生になる孫娘はもらった図面と島を熱心に見比べていた。船尾からウミネコに餌を与えたのも面白かったようだ。  巡航の途中で雨が降り出したが、幸い港に着いた時には雨は上がった。前夜妻の姉から聞いた塩竃市にある評判の寿司屋に立ち寄る。さすがに有名店のようで、順番を待ってる人が店の内外に。大人4人は最上級の握りと散らし、上の孫は廉価でワサビ抜きの握り、下の孫はお子様寿司にした。全員アサリの味噌汁付きで、それに私と長男はビール。遊覧船も寿司もすべて私の奢り。最近残業が多かったために懐具合が少し良かったからだ。  帰宅したら洗濯物が雨でびしょ濡れだった。明日の朝早く帰宅する娘は早速荷造りにかかる。お土産を買い過ぎ送る荷物が多くて大変とこぼす。その送料も気前良く私が出してやることにした。自由になる小遣いを自分で稼いでいるありがたみを感じるのはこんな時だろうか。長男とは明後日、東北楽天と日ハムの試合を観に行くことにしている。これも私の奢り。  夕刻、長男が三重から送った宅急便が届いた。何と中身は分厚い「松坂牛」のステーキ用6枚ほど。かつて出張先のオーストラリアで500gのステーキを食べ残したことがあるが、多分それに匹敵するだろう。娘もたくさんのお土産を持って来てくれた。妻の姉からはそのお礼にと、仙台名物の牛タンをお土産に届けてくれた。折りしも明日は敬老の日。爺さん婆さんにとって家族の里帰りによって孫の顔が見られるのは、何にも優るプレゼントだろう。

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