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マックス爺のエッセイ風日記

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2009.06.22
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スマイルグッドきらきら ゴール後の走友と老ランナー マラソンおとめ座


 バイバイ競技場の入り口で誰かが手を振りながら私の名前を呼んだ。Eちゃんだった。女性陣は73.3km地点の第3関門でバスに収容された由。でも女性陣って誰々だろう。だが質問する暇は無い。時計を見るともう直ぐ制限30分前。これはいけない。せめて13時間30分以内にはゴールしたい。そう思って最後の力を振り絞った。ダッシュ

 カメラゴール前にはYちゃんがいた。そしてゴールに飛び込むとH口さんが写真を撮ってくれた。スタッフの人がメダルを首にかけてくれ、私はそのまま完走証を取りに行った。タイムは13時間29分31秒。初めての13時間台ではあったが、これで「いわて銀河」3度目の完走だ。ようやく100kmの旅は終わった。体育館でアーリーエントリーの2千円を受け取り、荷物と完走賞のTシャツを受け取る。うっしっしグッド

 体育館内でM井さんと遭遇。T田さん、C一さんら大崎市の古川3人衆と一緒で13時間を切ってのゴールだった由。シャワーを浴びて着替えし、荷物をまとめる。盛岡駅経由北上行きのバス乗り場に荷物を置きに行こうとした時、偶然秋田のJunさんと遭遇。彼はゴール後スタート地点の北上まで戻って車を運転し、私を待ってくれていたのだ。スマイル「川の道」と「錦秋湖」でのダメージがありながら9時間台であの難コースを走破したとは信じられない荒業だ。びっくり!!

 ビールバツ体調が悪く前夜祭には出なかったと彼。道理で幾ら探しても見つからなかった訳だ。彼の健闘を称えて握手。その後、おにぎり、ビール、お茶、焼肉を引き換えてバスに乗り込んだ。その車中で東京のぬまっちさんと遭遇。これでほとんどの走友に会えたが、唯一大阪のむいむいさんに会えなかったのが残念。バスの中で遅めの食事を摂る。100km完走後にこれだけ食べられるのは、体調が良かった証拠だろう。さよなら岩手山。また来年素晴らしい勇姿を見せてね~。富士山バイバイ

 歩く人新幹線の車中で神奈川のWさんに会った。「磐梯高原」で同じ部屋に泊まったことのある彼は70歳。端正なフォーム。ゆっくりだが安定したペース。削ぎ落とされて無駄の無い筋肉。まるで哲人のような老ランナーは13時間10分台でのゴールだった由。今回もコース上で何度か後ろ姿を拝見したが、どうしても追いつくことが出来なかった。昨年の大会後、制限時間の延長を事務局に訴えたことを話すと、「完走出来たのはそのお陰」と、哲人はとても喜んでくれた。それだけでも強く訴えた価値があった。どきどきハート

 ノートえんぴつ後日談も含め、走友のレース結果を記しておきたい。大崎のK彦さんは初めて10時間台での完走。O川さんは12時間10分台。腰を傷めたのは長距離の練習をかなりこなしたためだったそうだ。Y田さんは私に続いてのゴール。Y川さんのタイムは聞いてないが、11時間台の可能性もある。一度も姿を見かけなかったDさんは66kmでリタイヤした由。やはり「川の道」のダメージが残っていたようだ。病院涙ぽろり

 ドレス女性では、K野さんが初挑戦で見事な初完走。35km辺りで追いつかれたのは、やはり実力だったのだ。K藤さんは89km周辺で出会った収容バスに、思わず手を挙げて乗ってしまったとか。その後のレースを考え無理をしなかったのだろう。途中で抜いたK村さんはもっと早めにバスに乗ったと聞いた。バス涙ぽろり

 おとめ座ドレスおとめ座73.3kmの関門で止めたのは結局Yちゃん、H口さん、Eちゃんの3人だった。H口さんはこれまでの最長距離だったはず。足首を捻挫し、痛み止めの注射を2本打って出場したEちゃんは、足首を庇うあまり膝の裏側を傷め、しばらく走るのを休むようだ。こうしてそれぞれの「いわて銀河」は幕を閉じた。バイバイ

 りぼん?レースの数日後、香川のEddieさんから私のブログに書き込みがあった。「完走したのにメダルがもらえなかった理由は何でしょう」と。頭をひねって答えたが、彼が大会本部に直接質問してようやく理由が分かった。予想より完走率が高くなったためにメダルの数が間に合わなかったのが真相とか。滅多に無い珍事だが、それだけ走り易くなったことの証明だろう。そんな訳で、私も後何年かは挑戦する楽しみが持てそうだ。スマイルグッド<完>








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Last updated  2009.06.22 18:50:30
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