テーマ:家庭菜園(58787)
カテゴリ:園芸・家庭菜園
≪ 家庭菜園編 ≫
雪の畑 今、外では雨が降っている。我家の庭の一角に小さな畑を作っているが、きっと作物は喜んでいるに違いない。先日は雪が降った。今シーズン2度目の雪。その寒さに耐えて、何種類かの野菜が育っている。 大根は残り10本ほど。仙台地方のお雑煮に大根は欠かせない野菜。ニンジン、ゴボウなどと共に千切りにして茹でたのを、具として用いている。白菜も残り10個ほど。今年は事前の肥料が少なかったせいか、ちゃんと巻かないものが多かった。我家の公用車は自転車。1袋20kgにもなる肥料や石灰を自転車の荷台につけて、坂道を登るのがかなりきつい年齢になった。 この他畑には、今年初めて挑戦したブロッコリーや芽キャベツなどもあるが、これらも葉ばかり育って一向に実らない。100本の苗を植えた玉ネギには、タマネギネキリムシ(玉ネギ根切り虫)が発生し、半分は茎を食べられた模様。追加で植えた苗も同様だ。こんな風に、毎年試行錯誤が続いている。 三つ葉 春になればニラ、三つ葉、アシタバ、シソ、パセリが勝手に芽を出し、夏はミョウガが加わる。春は家庭菜園にとって、一番忙しい季節。土を掘り起こし、生ごみで作った堆肥や、発酵鶏糞、石灰などを撒いて畝を均し、夏野菜の種を蒔き苗を植える。一番最初に植えたのが3月のジャガイモだったが、これは6月に結構まとまった量を収穫出来た。 今年植えたトマトの苗は18本。夏はたくさんの実が、食卓を賑わしてくれた。ミニトマト2本、ナス9本、ツルムラサキ3本、モロヘイヤ1本、雲南百薬1本。これらもたくさん収穫があり、ナスは2度剪定して秋ナスも楽しんだ。一方3本のゴーヤは小型の実をつける種類だったが、最後に大小合わせて70個ほどの実が葉の中に隠れていた。それで私はゴーヤジュースを作り、妻はチャンプルーや佃煮を作った。 ピーマン、シシトウの出来は普通。モロッコインゲン、キュウリは種を蒔いたが、今年の収穫は思ったほど良くなかった。サツマイモの苗2本、サトイモ9個ほどを狭いスペースに遊び心で植えてみた。 サトイモ サツマイモとサトイモの収穫は11月。狭い畑なので危ぶんだが、まあまあの量が収穫出来た。妻は小さなサトイモを面倒がったが、私は土を落とし、皮を剥いて、全てを料理に使った。それが野菜を作る者の心得だと思う。 8月下旬には大根、白菜、春菊、ブロッコリーの種を蒔いた。肥料不足で、白菜の巻きが悪かったのは前述の通り。苗を買った芽キャベツなども同様だ。柿の実は今年も早めに落ちた。落果は樹木自体の生理現象のほか、カキノヘタムシや落葉病が原因と分かったが、肝心の予防法が不明。ユズも今年は全くの不作だが原因不明。柿同様、根元に土と肥料を施した。 春菊 今、春菊を6個の植木鉢に移植し、日の当たる場所に移動してビニールをかけてある。寒さに弱く、零下が続くと枯れるためだ。勿体ないので、今年はそんな工夫を試みた。 雲南百薬 これは根を掘り上げて植木鉢に移植し、サンルーム代わりの部屋に移した雲南百薬。冬越しの方法をネットで調べたのだ。狭い畑だが、老後の楽しみにはこれでも十分だ。今年の経費13858円は全て私の小遣いからの支出だが、妻の喜ぶ顔を見られるのが最大の収穫かも知れない。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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