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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.01.27
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カテゴリ:文化論
≪ 昔の町の暮らし ≫

 先日読んだ新聞に面白いことが書いてありました。さる小さな地方鉄道に再就職して社長になった人に、「人を呼ぶために蒸気機関車を走らせたらどうか」と提案したら、「自分は団塊の世代なので、蒸気機関車は知らない」とのこと。つまり、実際に自分が見聞きしたものじゃないと親しみが湧かないということみたいです。このシリーズも、昔を知る人以外には興味を引かないのでしょうか?

 さて、今日は昔の町の様子を紹介します。昭和初期の様子で私はまだ生まれてませんが、戦後も結構こんな風景が見られたように思います。



暮らし2商店.jpg 商店


 現在の宮城野区原町です。これは多分昭和30年代の写真ではないでしょうか。何となく見覚えがある風景です。



食0-1めしいじこ.jpg めしいじこ


 冬は「おひつ」のご飯が冷えないよう、おひつごとこれに入れて保温したようです。



食0-3ざるおはち.jpg ざるおはち


 夏はご飯がすえないよう、通気性の良いおはち(おひつ)を使ったようです。



食3味噌だる.jpg 味噌だる


 味噌製造の店で使ったもののようです。



食4液体用升.jpg 升


 柄がついている液体用の升です。私が子供の頃も醤油や油を「量り売り」していた店がまだありました。



住7たらい.jpg たらいと洗濯板


 洗濯するための道具。たらいでは子供が行水もしました。洗濯板の上で衣類をゴシゴシ揉んで洗いました。


住8サイカチ.jpg サイカチの実


 これはサイカチと言う名の木の実ですが、何に使ったか分かりますか? 答えは洗濯。これを水に浸けると泡が出ます。それを洗剤の代わりにしたのです。第2次世界大戦後も見かけましたが、やがて固形の洗濯用石鹸が登場します。



衣9洗い張り板.jpg 洗い張り板


 これは布を再利用するため洗って干すための板です。戦後も良く見かけましたね。


衣10藍染用甕.jpg 藍染用の壺


 藍染用の壺は一般の家庭ではほとんど見かけませんが、都合上ここに納めました。



住6便所神.jpg 便所神


 仙台の堤焼で作った便所神の人形です。私は初めて見ましたが、昔は便所(トイレ)を清浄に使うために、こんな神様を祭ったんですねえ。そう言えば、♪ 便所には神様がいて~♪ 若い女性歌手がそんな歌を歌ってましたね。音符



住9駄菓子屋.jpg 一銭店屋



住10駄菓子屋.jpg 一銭店屋



住10駄菓子屋大.jpg 一銭店屋


 私が子供の頃もまだこんな店が近所にありました。でももう「一銭店屋」とは呼んでなかったと思います。強いて言えば「駄菓子屋」でしょうか。私が使った最小単位の貨幣は50銭。これでばら売りのキャラメルが1個買えました。1円は紙幣で1円札でしたね。お年玉は10円。これも紙幣でした。物が乏しい時代の小さなお店には、たくさんの夢がありましたね。<続く>


スマイルグッド このような写真を懐かしいと感じるのは、それだけ私が歳を取った証拠でしょうか。明日は仙台地方の昔のお正月の様子を紹介する予定です。どうぞお楽しみに~♪ダブルハートバイバイ

 





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Last updated  2014.01.27 08:44:10
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