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マックス爺のエッセイ風日記

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2018.01.08
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テーマ:短歌(1696)
カテゴリ:短歌
~正月を詠む~


   

         
      初春の光はあれど風強き庭眺めいる男の暮し

      屋根の雪今はすべてが融けたるかただ烈風の吹き抜ける庭

      三鉢ほど観葉植物並びいてその長き影居間に伸びたり

      三人の子の暮らしぶり思いつつ一人北国に生きる父あり

      今朝もまだ永らえているわが命日増しに強き春待つこころ

      ヒーターを消し足元のストーブを「弱」に変えたり日の差しくれば

      柚子三つ持たせ息子と別れたる正月二日の朝八時半

      何事もなきかのごとく始まりぬ大河ドラマは七草の日に

      今日ははや七草粥と書きし友わが正月は二日で終わる

      筍の皮剥ぐようなわが日常食もブログもその日暮らしの

      鏡餅正月飾りも買わざりき年賀状すら出さぬ新年

      別れたる妻は今年が年女消息もなき戌年正月

      ついにまた眩暈が来たる突然にそをやり過ごし飲む残り酒  *めまい





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Last updated  2018.01.08 08:56:13
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