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マックス爺のエッセイ風日記

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2019.06.23
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カテゴリ:俳句
~梅雨時の花々と俳句~

  
             <白のシャクナゲ(石楠花)>

       石楠花や朝の大気は高嶺より   渡辺水巴

  

        紫陽花の末一色となりにけり   一茶

  

       紫陽花のあさぎのままの月夜かな   鈴木花衰

  

        あぢさゐの藍をつくして了りけり   安住 敦

  
               <アジサイの仲間>

       あぢさゐや軽く済ませる昼の蕎麦   石川桂郎

  
          <カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)>

       あぢさゐの色をあつめて虚空とす   岡井省二

        
  
          <サツキツツジ 五月躑躅の盆栽>

       濡れわたりさつきの紅のしづもれる   桂 信子

  

       満開のさつき水面に照るごとし   杉田久女

  

       庭石を抱てさつきの盛りかな   嘯山

      

          曇天に彩喪ひしさつきかな   マックス爺   *いろうしない

  
              <ハナミズキ(花水木)>

       一つづつ花の夜明けの花みづき   加藤楸邨

  

    くれなゐの影淡くゆれ花水木   小島花枝    はなみずき=春の季語

  
              <シラン(紫蘭)>

       雨を見て眉重くゐる紫蘭かな   岡本 眸

  
              <ホタルブクロ(蛍袋)>

       山の雨蛍袋も少し濡れ   高田風人子

        
  
              <カランコエ>

      カランコエ梅雨の歯医者の華やぎて   マックス爺

 新しくもたらされた園芸種の花たちに季語はないので、こんな風に詠んでみました。<続く>





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Last updated  2019.06.23 00:00:20
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