マックス爺のエッセイ風日記

2020/01/08(水)08:41

シリーズ台北故宮博物館の至宝(4)

芸術論(165)

<玉(ぎょく)は珠玉>             コレクション名です。古代中国から貴ばれた玉(ぎょく)の紹介をしばらく続けます。            説明はありません。と言うよりも出来ません。そしてどんな下手な説明よりも、ここに並んだ玉製品を眺めたら、素材及び彫刻技術の高さがお分かりいただけると思います。なおyorosiku!さんによれば、玉の彫刻に失敗した工人は首を刎(は)ねられたそうです。それだけ玉と言う石が特別で、失敗が許されない貴重なものだったことが分かりますね。                                   滑らかな光沢と乳白色の微妙な色合い。そして変幻自在で繊細な細工。やはり中国人が古代から玉の霊力を信じて来た理由が分かりそうな気がします。                 まるで蝋細工のような透明感はどうでしょう。                         玉の美しさを十分味わっていただけたでしょうか。<明日に続きます>

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