2021/04/14(水)11:55
噂のたぐい
~悲喜こもごも~
メジャーで優勝した松山英樹選手
米国プロゴルフツアー「マスターズ・トーナメント」で、日本の松山英樹選手が優勝した。これまでの日本選手の順位は4位が最高。アジアでも初の快挙だった。優勝賞金は2億2700万円。栄誉のグリーンジャケットを着せてもらった。これで広告などの収入は656億円になるとの予測。東北福祉大学卒で、現在も住民登録している仙台市民としても喜びに堪えない。
優勝者は翌年の同大会で歴代の優勝者をご馳走でもてなし、来年の優勝者にグリーンジャケットを着せるのが慣習とのこと。今回彼が優勝出来たのは、専属のコーチ、トレーナー、キャディー、通訳を雇ったことにある由。もちろんアマ時代から同大会に参加し、10年の経験があったことも大きいのだろう。おめでとう松山選手。これで今後も彼の後に続きプロゴルファーを目指す若者が増えることだろう。
英国王室のフィリップ殿下(王配)が99歳で逝去された。ギリシャ王室の王子として生まれながら、王政廃止によってヨーロッパ各国を転々とする数奇な運命。英国の貴族に救われて英国に住み、軍人となった。王女時代のエリザベスと対面したのが王女13歳、殿下18歳の時。長身でハンサムな殿下に一目ぼれした王女はやがて女王となり、殿下はその夫(王配)となった。葬儀は国葬ではなくウインザー城で軍隊方式で執り行われる由。
永遠の愛を全うした英国王室の恋物語に対して、日本の王女はどうなるのだろうか。国際基督教大学(ICU)の同級生である二人の婚約は未だ波乱に富んでいる。特に小室氏母子に対する国民の感情には複雑なものがあるのは承知の上だが、私は敢えて何も言わないことにしたい。
バイデン大統領が対面での首脳との最初の対談の相手として、わが国の菅総理を選んでくれたことは光栄で、現地時間の18日に対談の予定。対中国策などに関して率直な意見を交換することになるのだろう。今人民解放軍の動きが急を告げており、米中の空母群が台湾付近で対峙している。「一帯一路」が破綻し、新型コロナや新疆ウイグル自治区での人権侵害で世界から非難を浴びている中国も必死だ。
不正選挙防止法が米国の27の州で承認された。あれほどトランプ氏を痛めつけたケーブルテレビ、FOX社、CNN、MSNBSなどが軒並み視聴率が下がり、ワクチン開発を急いだトランプは正しかったとの評価が米国内で湧き上がり、バイデン政権もうかうか出来ない。ペンス前副大統領が、次の大統領選に立候補する動きもあるようだが、トランプ氏の人気には到底勝てないだろう。
溢れる原発処理水タンク
福島原発の処理水を希釈して2年後から海洋に放出する方針が政府で定まった。処理水に含まれるトリチウムの放射能汚染を福島県の水産関係者は心配し、立憲民主党は批判するが、原発汚染が起きたのは旧民主党政権時代。当時の菅総理らの対応の拙さがメルトダウンに繋がったのは明白。それなのに相変わらずの批判オンリーだもんなあ。
馬毛島
鹿児島県種子島の西側にある無人島、馬毛島の自衛隊訓練場整備が地元西之表市の反対により、難航している。同訓練場予定地は沖縄県における訓練地不足を補うため、国が90億円を投じて買い上げたもの。普天間基地の辺野古への移転問題も旧民主党時代の鳩山総理の「最低でも県外移転」との不用意な発言が紛糾する原因となった。
また宮古島の自衛隊基地のミサイル迎撃装置、弾薬庫設置もなかなか地元の理解を得られていないのが現状。尖閣や沖縄を攻めようとする中国の思うつぼ。もっと政府は地元の理解が得られるよう、奮闘して欲しいものだ。