古いものから順番に・・・
6月に収穫した玉ネギが残り4個になった。100個獲れたので、これまでの5カ月間で96個使った訳だ。我が家は野菜好きだが、それにしても良く食べたものだ。収穫した玉ネギは、家の裏で「陰干し」にする。その後で物置に入れるのだが、中には干し方が足らずにカビが生えるものがある。そう言うのを早く見つけて処理しないと、他のものまで腐るので要注意だ。 畑の白菜は小さなものから使う。これから寒くなると、白菜も影響を受けて凍ってしまう。大きなものは葉がビッシリ詰まっているため春まで持つが、小さいのは徐々に枯れてしまう。勿体ないから、小さいのから順番に獲って食べる。漬けもの、味噌汁の具、煮物、鍋ものなど、白菜は冬の野菜として重宝で、とても助かっている。 一方、大根は太くて立派なものから抜いて食べる。理由はその方が美味しいからだ。おでん、風呂吹き大根、大根おろし、煮物などなど。お正月には千切りにしてお雑煮に入れるのが仙台地方の昔ながらの風習。葉っぱも無駄にせず、油で炒めると美味しい。残った大根も徐々に成長するため、その方が効率が良いのだ。寒気が強まり凍り出す頃になると全て抜き、畑を深く掘って土の中に埋めている。それで鮮度が保たれ、いつまでも美味しく食べられる。 先日は強い風の中を走った。27日の火曜日だ。霊屋橋を渡る頃には、空から冷たいものが落ち出した。初雪だった。雪はさほどでもなく、間もなく止んだ。だが私の意識は別な方に行っていた。どうも足の感覚がおかしいのだ。いつもなら何ともないシューズの底が堅く感じる。シューズがすり減ったのは間違いないが、足の裏にも異常が発生したのだろうか。 帰宅後シューズを点検。これまで散歩用にしていたシューズは「農作業用」に格下げし、練習用に履いていた1足は「散歩用」に格下げする。その方が距離が短いため、足への負担が少なくなるからだ。新しいシューズを練習用に下ろし、中に入れる医療用インソールを交換する。これで練習用の2足は、同じメーカーの同じ規格のものになった。風呂上がりには、足底の「タコ」を削った。これも痛みの原因になるからだ。 自分の洗濯ものは自分で片付ける。肌着もランニング用のシャツやパンツは、洗濯したものをタンスの引き出しの一番後ろに入れて置く。つまり一番前から引き出せば、古いものから順番に使うことになる。この「法則」が上手く行かないのがセーター。セーターは畳んで重ねているが、肌着と違って順番には行かない。家で着るか外出かでも違うし、色やデザインの好みがあるからだ。それに穴が開いてるのもあるしね。 私が一番「順番」を意識するのは畑かも知れない。狭い我が家の畑を効率良く使うためには、どの畝に何を植えるかを十分検討する必要がある。それに「連作障害」のことを考え併せて、畝の使用計画を練る。折角蒔いたスナックエンドウの種は、どうやら山鳩がほじくり出して食べたようだ。家庭菜園には時にこんな邪魔が入る。さて、来年の春は何をどんな風に植えようか。