草花と植木と畑
昨夜から今日の未明にかけて大雨が降った。台風1号が低気圧に変わった影響のようだ。今朝は雨が止んで曇り空。お昼近くからは強風に見舞われた。夕方、空は明るくなったが、地表周辺が「もやもや」している。あれはきっと黄砂だ。 この雨と気温の上昇で街路樹の繁茂が著しい。仙台市のシンボルであるケヤキは今が開花期で、根元には大量の花粉。そしてライラックは華麗な花房を見せている。我が家の庭でもたくさんの花が咲いている。垣根には黄色いモッコウバラ。そして西側の通路には白のハナズオウ。 ツツジは赤とピンクと白。椿はほぼ咲き終えて散ったのが多い。大輪の牡丹は今年も20個近い花を咲かせたが、大雨の影響で早くも姿が崩れて来た。とても雨に弱い花なのだ。芝桜はピンク系がほとんど消えて、薄紫色の花が席巻している。 花壇ではピンクのオダマキ、紫のミヤコワスレ、そして白と紫のワスレナグサ。オレンジのフユシラズもまだがんばっている。ドウダンツツジは真っ盛りだが、サラサドウダンはまだ蕾。各種のクリスマスローズは花が長持ちして、いつまでも楽しめる。シラネアオイやユリは茎が伸びて来たばかり。 今年もあまり花を咲かせなかったのが梅。もう小さな青梅が出来ているが数は少なそう。柿の若葉はとても美しい色合いで、これは期待出来そうだ。冬の作業で幹が割れたイチジクは元気が無い。一部の枝は枯死した感じで、残る大きな枝は2本。こちらは小さな葉っぱが出だしたので生きていると思う。 一方畑の方だが、玉ネギは順調で、中には球が太り出したものも。この冬が厳しい寒さだったため、収穫は少なめだと思う。トマト、ミニトマト、カラーピーマン、ゴーヤの苗は順調で、全て仮の支柱を施している。種から蒔いた春菊、大根、インゲン、キュウリも無事発芽したが、カブは発芽と同時に虫に食われたため再挑戦中。 裏のミツバもまあまあの成長。ニラは順調。今日はアシタバの若い茎を6本ほど収穫。これは今年の初ものだ。いただいたタケノコはタケノコご飯と煮物になった。煮物には山椒の若葉を載せると香りが良い。連休にはフキも採った。また工事のために放置した畑からは、蕾菜とブロッコリーの蕾を頂いた。あのままだとどちらも花になるだけだもんね。 小さな庭と畑だが、これでもかなり気持ちが安らぐ。家庭菜園は今年で30年目。3か所の転勤先で合計15年と、我が家で14年。それだけ長く土と戯れた訳だ。これからも老後の楽しみとして貴重な存在。きっと長い長い付き合いになることだろう。