エリーさんのすね毛

雪が解け、雛子（hinako)の自転車を車庫から出して初乗りしたのが４月４日（土）。
後輪から、過去にも一度も耳にしたことのない音が聴こえ・・・
ザーザー・・・ザーザー・・・何かを擦るような音？
去年の秋口にしまうときにはこんな音はしなかったのに。なんで？
家から少し離れた場所に自転車やさんがある。そこに持っていけば直してくれる。
わかってはいても できないのが我が家！(´・д・`)　





だけどね、行って来たのですよ～～～～～～～～～～～～～！！！！！

空気代として百円払い、お店の社長さんに器械で空気を入れてもらいました。
そのあと雛子がお店の前で試乗し、音がでないことを確認し。ヽ(´ー｀)ノ

直った～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！








雛子もだと思うけれど、どっぷり疲れています。私。。。。(´Д` )

わかる人は わかるよね。わかってくれる人がいてくれることが 救い。

じゃないと やってられない。雛子も私も。。。。




意を決して出かけ、自転車を押しながらお店に行く。その途中に休憩１回。
呼吸を整え、心を落ち着かせ・・・雛子ね！
そしてお店が近づいてくると・・・誰か人がいることに気がつく。お客さん。

『お店に誰か居たら帰る』　と、雛子が言った。

仕方がない。その場合はまた別の日に来るしかないんだ。頭で自分に言い聞かせる。
これは私。雛子もそうだとは思うけれど、
ここまで（自転車やさんまで）来れたことが大事。そう思うようにしよう。


お店の前に行くと、レジ前に男性と社長さん。
雛子曰く、『帰る』
私も頭ではわかっていたのに、目の前に自転車やさんがあるのに帰るって、
雛子の自転車を店内に向かせようとしたら 雛子が小声で、
『帰る！お願い！！』
(つд`)


角に病院がある。その前に信号機。歩道。。。
発作寸前の雛子。人前で発作が起きることをひどく怖がっていた雛子。
私はそーいう娘を何度も見てきたのに、今日に限って？顔に出てしまったらしい。。

『嫌な顔しないで！』
『してないよ』
『してる！　化け物を見るような目で見ないで！』
『見てないよ！！』

こういうときは何を言っても無理。怖いものは怖いし、いやなものはいやなんだ。
その場にしゃがみこむ雛子の頭を撫でたり、背中を撫でたり・・・
こんなことしかできない。



出かける前の約束。引き返してもいいという約束。

だけど雛子は 引き返さなかったよ！！！

逃げていてはダメ！ と心の中で何度も言っていたのだと思う。


住所と氏名を書いた紙を私に持たせ、

『お店の人に自転車預けてすぐに帰ってもいい？』

『いいよ』

『ほんとにすぐ帰るんだよ！』

『いいよ。説明するのはママ？雛子？』

『ママ。』



だけど、店内の外からふたりで「すみませーん」と声を掛け、

そのあとの説明は雛子が自分できちんと言ったし、空気を入れてもらったときも

にこやかに社長さんと話していたし。（^▽^）

私から見たら普通に見えるのだけれど・・・

そう。普通に、普通の女の子に見えるから困るのか。

誰も病んでいるようには見えないから困るのかもしれない。

困るのは誰？　雛子？　私？　

なんか 疲れちゃった。。。。(´･ω･`)


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