人間の細胞の大きさは100分の1ミリだそうです。例外もありまして卵子は10分の一ミリ、坐骨神経細胞の長さは1メートルにもなるとの事です。
全細胞の数は60兆個、・・・凄いですね。 しかし、さらに驚かされる事は、その細胞が1日に15兆個死に、その数だけ再生される事です。つまり、1秒間に約1億7千万個の細胞が死に、その数だけ再生されているという事です。肺胞の数は左右で3億、広げると畳50枚、25坪にもなります。骨の数は206本、その細胞の全てが数ヶ月でまったく別の細胞に生まれ変わってしまう。
全血管の総延長=10万キロ 地球を2週半、1日の心臓の鼓動=10万回、脳は全身の酸素の40%と栄養素も20%を必要とし、脳神経細胞の数は1000億個。
それらの細胞の全てがたがい助け合って働き、機能する人体、これはまさに宇宙の縮小、奇蹟ですね。 しかし、助け合っているのは細胞どうしだけではありません。胃腸にはいろいろな細菌がいて、これらも人体細胞と助け合って、人間の生命維持に貢献しております。その数はなんと、100兆個にもなるそうです。
もちろんその中には悪玉もおりまして、病原性大腸菌、ペロリン菌などがその代表ですね。
これは赤血球の顕微鏡写真です