|
|
|
August 16, 2012
テーマ：障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ：家族
今日は二ついいことがありました。
午前中デパートに 食材を調達しに ルルと二人で 市バスに乗って行ったんです。 ドアtoドアでデパートまで行けるので 酷暑の中、 歩いて近所のスーパーに行くよりは 断然楽々なのです。 それに療育手帳で 付き添い一人と本人は 無料で市バスに乗れるので、 とても有難いです。 まず、一つ目のいいことは 乗ってすぐに起きました。 乗ったバスは 混んでいなかったのですが、 座席は全部埋まっていました。 ルルは立って乗っていることも出来ますが やはり座って乗ってる時よりも 落ち着きがなくなって 周りに神経を払わなければならず、 出来れば座らせたいわけですね。 でも席が空いてないから 諦めました。 そうすると 3分も経たないうちに すぐそばの二人がけ席の親子が （金髪の20代女性と50代くらいの女性） 「どうぞ、座ってください」 って、声をかけてくださったんです！！ そういえば、その親子さんは 教育関連のお仕事をされているのか そんな会話をされていたので （聞き耳立ててるわけではないのですが 常に周りの会話が聞こえてしまう・・・） 座らせてあげた方がいい子だ、って 判断してくださったようなんですよね。 特に大声も出してなかったし 耳にデジタルウォークマンつけて おとなしく立っていたのですが、 わかる人にはわかるんですね。
私も、自分の子供がそうだと、 街中や電車やバスの中で 同じような子供がいると すぐわかりますもん。 ルルと一緒に乗ってて 席を譲られたことは初めてでした。 なので、譲られても 「いえ、大丈夫です」って 言ってしまったのですが、 お二人が立ってくださったので、 「ありがとうございます」と言って 御厚意に甘えて座らせていただきました。 あとでしまった！と思ったのは きちんとルルにも 「ありがとうございます」って 言わせなきゃいけなかったな、って。 しくじりました。 席を譲っていただき、 ルルも窓の外を楽しげに見ながら ニコニコして乗って 快適にデパートまでたどり着くことが出来ました。 もう一つのいいことは 帰りのバスを降りる時のことでした。 運転手さんは 降りる人 一人一人に 「ありがとうございました」 と言っておられました。 20代後半か30代の 若い運転手さんです。 私とルルは 最後から2番目に降りたのですが、 私が運転手さんに療育手帳を見せて 「ありがとうございました」と 頭を下げた時、 なんと運転手さんは 「ありがとうございました。 お疲れ様です！」 ・・・って言ってくださったのです。 他の人にはみんな 「ありがとうございました」 だけだったのに・・・。 療育手帳の意味を理解している人でないと 出ない言葉だと思います。 単に本人と付添者（ヘルパーさんのこともある）が 無料になるっていう 制度のみの理解ではなく、 理解からの想像が出来る運転手さん。 そんな運転手さんには 初めて出会いました。 障がいのある息子とバスに乗ると （最近はありませんが） 嫌な思いをすることもありました。 （全部忘れましたけど） なのに、今日は 行きと帰りに 思いがけないいいことがあって なんだか気持ちがほっこりしました。 ご理解のある方々に 改めて感謝感謝でした～。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
August 17, 2012 12:18:00 PM
[家族] カテゴリの最新記事
|
